クィア・アイは、もはや自分再発見セラピーレベルだと思う #Netflix雑談
STAYHOMEが続く中、Netflixにどっぷりハマっている。
中でも、クィア・アイ(Queer eye)がとてつもなく好き。
(noteでは趣味のお花の話だけ書こうと思ってたけど、好きすぎて書くことにした。笑)
クィア・アイとは、ファッション・ヘアメイク・インテリアデザイン・フード・カルチャーなど、各領域でのスペシャリストでもある5人のゲイが、いろんな悩みのある相談者を心身ともに大変身させるリアリティ番組。
そう言ってしまうと、よくある表面的なBefore/Afterに思えてしまうけど、とんでもない。
見れば見るほどその魅力の深さににハマってしまう。
私的クィア・アイの魅力は、大きく4つ!
1)5人のゲイが見た目も中身もかっこ良くてキュートで最高!
ファビュラスな5人組「ファブ5」という名称が、こんなにピッタリな人がいるのかと感動する。(中身も外見もファビュラス!)
2)悩み解決のアプローチのおもしろさ!
5人それぞれの個人的な経験や専門的な視点で、相談者の悩みを探り、解決させていくアプローチがおもしろい。
もはやそのアプローチは、悩み解決ハウツーとして勉強になるレベル。
3)悩んでることがバカらしくなるくらい前向き!
華やかでおもしろくてオープンマインドな5人組にもみくちゃにされて、相談者がどんどん解放されて行く様子がいい。
5人それぞれが悩みを克服してきたからこその前向きさには、元気しかもらわない。(日本語がなんか変)
4)もはやセラピー効果あり!
様々な悩みを持つ相談者に、自分の悩みが重なり合うことがある。
相談者をいろんなアプローチで励まし、成長させていく過程の言葉の数々は、ふと気づくと自分自身にも言われている気分になる。
魅力を簡単にいうとこんな感じ。
いつも気づくと泣いたり笑ったりして、番組が終わった後には爽やかな風が自分の心にも吹いてたりする。
でも、もっと語らせて欲しい!特に4つ目のセラピー効果について!
クィア・アイにハマってしまう本当の理由
今まで、シーズン4、シーズン3、JAPAN編を見続けて、なんでこんなにおもしろいんだろうと考えてみた。
それは、「自分でも気づかないことに気づく重要性」の発見なんだと思う。
番組の中で、相談者の中でも表面化されていない悩みを掘り起こすことがある。通常、相談者自身が悩みとも思ってないことが多い。
例えば、シーズン4「ひとまず恩返し」で出てくる先生。
情熱を注いで教師をやっていて、仕事の悩みはたくさんあるけど、自分のことは二の次。その根底には、自分のやりたいことをする(=わがまま)は良くないという親からの教えがあった。
そして「本当はこうしたい」という小さな気持ちも、それはわがままだと思い込んでしまっていた。
そんな、自分でも気づかないくらい奥にしまい込んだ気持ちを引っ張り出して、ファブ5に「その気持ちを大切にしていいんだよ」と言われた時、それが、その人自身の本当の意味での変化のスイッチとなる。
自分の中で、知らず知らずに蓋をしていた、その気持ちの重要性に気づく。
ちょっと伝わりづらい気がするので、書き方を変えてみよう......
「あなたは幸せですか?」と聞かれたら、なんて答えますか?
(唐突な質問形式ですみません...汗)
その質問に、「幸せです」と答えられる人はいると思う。
私もきっと「幸せです」って答える。
(まわりにいつも助けられていて、まわりのみんなには日々感謝しかない…!)
じゃあ、「自分のことが好きですか?」と聞かれたら?
なんとなくだけど、「はい、好きです」って答えられる人って少ない気がする。少なくとも私は、自分のことを好きとは言えない。
「自分のことを好きです」と答えられない人は、
もしかすると、自分でも気づかないくらいの「見ないようにしてしまい込んだ気持ち」がどこかにあるのかもしれない。
自分の中では悩みとも思ってない気持ちが。
重要なのは、それに自分で気づくこと。なのかも。
もし、自分のこと好きって言えないかも…て思った人にこそ、
クィア・アイを是非観てほしい!
今がハッピーだとしても、
もっとハッピーな人生をつくっていけるヒントがたくさんあるような気がする。
ここまでくると、
クィア・アイは、もはや自分発見セラピーレベルなんじゃないかと!
個人的には思っています。笑
最後に。「自分を愛そう、自分に優しくしよう」
これは、ファブ5の大定番の言葉。
簡単なように聞こえて、めちゃくちゃ難しい!
大人になればなるほど、誰かのためにやることが増える。
そして、自分のことを思いやる余裕がなくなっていく。
何かに夢中になることで、自分のことを考えずに済むような生き方のクセを自らつけてるんだろうな。
少なくとも私はそうかも....笑
人間、「日常ってこういうものだ」という価値観が出来上がってしまうと、それが「普通」になる。
大人になればなるほど、日々は普通になる。
普通というのは悪いことではないけど、
正しいようで、底に眠る情熱や欲望を抑圧する怖い言葉だとも思う。
私なんて結構日常で「普通こうでしょ」って自動モードで思ったりするから、マジでよくない。
もっと「自分を愛そう、自分に優しくしよう」。うん。
・・・そんなことを色々と考えちゃうくらい、
気軽にも、奥深くも、楽しめるのがクィア・アイの魅力!
そこには優しくて楽しい世界しかない。
あぁ、今日も優しい世界をありがとう、ファブ5!!
(これが言いたかっただけかもしれない)
<完>