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#【第13回】自由律俳句&エッセイ:一生役に立つ名言②

🇨🇵🏋️⛹️🏃パリオリンピック盛り上がってますね。もちろん日本選手の活躍はうれしいけど、元々あまり勝ち負けに興味がないのでついつい、[あの国旗はどこの国だっけ?]とか[いやぁ、やっぱりカザフスタンとかヨーロッパでもアジアよりの国の人は我々に近い顔をしているとか]、人そのものを見てるのが面白く、外野的要素でのんびりきまぐれに観ている。

😄それと、いままでのオリンピックで一番印象に残ったのは🤸[コマネチ]ですね。完璧な演技で着地も一分の乱れもない、涼しい顔で満点連発。当時のルーマニアというお国柄もあったんだろうけど、後にビートたけしのギャグにもなった。[コマネチ!!]レオタードの角度いじりで、このギャグ結構笑えて長持ちしました。


👫👫👫さて、今回は劇作家のK氏(現在も現役なので匿名にしておきます)から直接聞いた名言です。

前回シュチエーションコメディに夢中になってたことを記述したんですが、見てるだけじゃ飽きたらなくて、シナリオを習っていた時期がありました。それが縁で市の文化財団の演劇講座のメンバーに選ばれたことがあります。この演劇講座は、それぞれシナリオを書いて優秀な作品ひとつを上演するというものでした。テーマは、[家族]。メンバーには銀行員の方、地元で劇団やってる方、定年をすぎてシナリオ書いてる方と様々な顔ぶれでした。

講師は東京で劇作家として活躍しているK氏。K氏は細身のみうらじゅん、あるいはロックバンドのギタリストといった風貌です(まぁ東京から来る講師はこうでなくちゃね、こちらの見る楽しみというのもありますから)。ただ、作風は[人間のかくされた内側のリアリティを深くえぐるというもの]。うーん聞いてるだけで、眠気が催してきそうです。私はあくまでエンタメが好き、たぶんK氏の好みじゃないだろうと思って講座を受ける。

案の定、私の作品に厳しい批評が入る[この人物がここでこの台詞を言うのはおかしい]とか、[この性格なら、こういう私物は部屋に置かない]とかの指摘を受ける。ひとり者の私にとっては作品は子供同然、🥺😤😤むかっ腹がたったがその通りでもある。ついつい洒落た会話や笑いどころを優先させて構成がおかしくなってたからだ。


予想通り、🎉選ばれたのは地元の劇団の方が、書いた脚本。 

しかし、やがて講座も終わり、打ち上げの飲み会に参加してK氏から意外な言葉を聞いた。


😲👀[僕も色々書いてますが、所詮人間というのは不可解でわからないものです]とのこと。


これ!いい言葉💡💡💡😄だと思いました。長年、[人間とは何か]を追求している劇作家の人でも人間てわからないものなんだ。私と一緒じゃないのと思ってちょっと安堵する。

普段うちの家族なんかでも、わかった気になってるけど本当はどういう人間か知らないんじゃないかと思う。わかった気になっているだけ。まして職場の人や友人にしてもその人を100%理解するのは無理な話です。だから小説や俳句、演劇、映画などが生まれるんですね。

いい名言を聞いた私は40代以降は人間関係で何か困難があるたびに、この言葉で乗り切って来たといっても過言ではない。

どうしてもウマが合わない人はいるし、仕事の付き合いとはいっても嫌な人はゴマンといるが、何か言われても若いときほど気にしなくなった。

😄だって人は不可解なものですから。

折りに触れこの言葉が、いいストッパーになっている。

あくまでK氏のお芝居の作風は趣味じゃないが、いい名言をもらいました。


😄では今日の自由律俳句のテーマは、俳優といきましょう

🌌ミュージカル俳優だと思った

🌌全身全霊で演じる

🌌知性が邪魔になりすぎている

以上、次回も人から直接聞いた名言にしたいと思います。

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