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どんなコーチングを提供したい?と聞かれ、不意に短歌が思い浮かんだ。思ったことを伝えるって本当に難しい。
たとへば君ガサッと落葉すくふやうに私をさらって行ってはくれぬか
河野裕子
どういう意味だよ?って思うよね。そして、上手く伝えられるのか?私。
コーチングを通して、その人がその人らしく、ありのままの姿で、自然に人生を楽しむお手伝いをしたいと願っているコーチのにしです。
このnoteを読んで私に興味が湧いたら、フォローしてもらうとめちゃく嬉しいです。
私の普段のコーチングスタイル
以下のようなことをよく言われている。
・なんでも話しやすい。
・雑談するようにコーチングする。
・フィードバックや要約がうまい。
・コーチから見える情景を伝えてくれる。
・応援してくれる。
・丁寧に向き合って聴いてくれている。
削ぎ落される言葉
フィードバックや要約をすると、少しずつではあるが言葉が削ぎ落される。それが良い場合もあるし、良くない場合もある。断片的に感情を捉えてしまうとその先、感情が広がらないこともあるよね。
言葉に囚われてしまい、感情を見落としてしまうからだ。
たとえば、新しいことに取り組む場合、ワクワクもするし、ドキドキもする。そして嬉しさもある。逆にちょっぴり不安な気持ちも出てくる。
これだけでも、いろんな感情が混ざり合っていて、端的には言い表しにくい。
ガサッと落葉すくふやうに
たとへば君ガサッと落葉すくふやうに私をさらって行ってはくれぬか
誰が読んでも恋愛の短歌だとわかる。恋愛するようにコーチングしたいというわけではない。もちろん、ある意味クライアントの話を丁寧に聴くわけだから、興味はありありだ。
それよりも、「ガサッと」落葉をすくう光景は、落葉だけじゃなく、それ以外のものも一緒にすくっている様子が目に浮かぶ。そういうことをコーチングでしたい。
言葉にできる感情も、しにくい感情も、まるっと一気に合わせてすくって、渡したい。生ものである感情をその瞬間ごとにクライアントに渡したい。
セッション中には気づかなくても、ふとした瞬間に気づく何かがあるかもしれない。余韻を楽しむようなセッションというのかな。
もやもやをスッキリさせるセッション
もちろん、毎回余韻を楽しむセッションというわけではない。
・目標を決めたい
・習慣化したい
という場合は、考えていることを言語化し、ファーストアクションを考えることが重要だ。
そういう時は、どんどん言語化できるようにコーチングする。言語化することにより、やりたいことや今やることが明確になり、行動しやすくなる。
いろんなコーチングがある
クライアントが目指しているゴールや、得たいもの、ありたい姿によってコーチングは形を変え、より個別化していく。
すっきりするコーチングもいいけど、自分の感情と向き合うコーチングもいいよね。
あとがき
混沌とした状況になるかもしれない。でも、その混沌とした状況の中から、自分で言葉を選ぶことにより、それはより大きな力となるんじゃないかな。
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