小松由美

20代後半までチェリストとして活動、ひょんなご縁からマーケティングの世界に。クリエイテ…

小松由美

20代後半までチェリストとして活動、ひょんなご縁からマーケティングの世界に。クリエイティブなおもしろさを感じて今に至る。このnoteではマーケティングPRを多面的な切り口から考察していきます。株式会社ダズリールー代表。https://dazzlyluu.com/ 普段は愛猫の僕。

最近の記事

女性と仕事と人生と

マーケティングPRの話からは逸れますが 新たなサービスを始めたいと考えていて テーマが 女性と仕事と人生と。 ということでして まだ漠然とした中ではありますが 頭の整理を含めて書いています。 ジェンダーレスな時代にあって 敢えて「女性」と書くのは 若干抵抗がありつつなのですが 世界経済フォーラムの調べによると ジェンダー・ギャップ指数125位で 中国や韓国よりも低い日本。 原因については触れませんが 日本で習っていたチェロの先生には 「女性は結婚するんだから真面目にやる必要

    • ズラしてみよう捻ってみようって難しい

      クリエイティブ・アイデア。 (CREATEVE IDEA) 想像的な発想。 これはマーケティングPR活動において 実はとても大事。 ほぼすべてといっても 過言ではないと思うくらい。 ここで言うクリエイティブとは 念の為お伝えをすると 見た目がカッコイイとか そういうことではない。 「その手があったか!」 という驚きの発見! そしてそれがしっかりと 売上向上や認知度向上などに 紐づく結果となっていること。 たとえば自社商品が 時代の流れとともに売れなくなったとする。 仮に印

      • コミュニケーションについて

        タイトルに書いておいてなんですが "コミュニケーションについて" って漠然としてませんか。 本来は"コミュニケーション"とは 人が人として生きていく上で欠かせない活動であり あらゆるストーリーを人と人の間で紡ぎゆくこと。 そして"コミュニケーション"を和訳すると "意思疎通"や"伝達"となりますが 実際には"伝達のプロセス全体"をさしています。 伝えたい思いや相手にこういしてほしい願い どのタイミングでどう伝えるか手段は? 相手にとって負担がなく気持ちよく こちらにとって

        • マーケティングの概念は企業規模で異なる

          通常大企業のマーケティングやPRを 請け負うことが多いというか ほぼそうなので マーケティング=マーケティング または販促部門の管轄であり 間接的な売りに繋がったかどうかということを 会社によってはクリティカルに計測していますが ROIが設定されていない会社も 日本には存在しています。 クリエイティブの面白さなどから話題化されて エンドユーザーがアクションを起こしたことや PR側面から見れば媒体露出にどれだけ繋がったか ということがゴールであるわけですが 大企業であればそれ

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          思考は普遍、テクニックよりマインドセット

          中国出張へ行ったりで少し空いてしましたが 今日はマーケティングPR活動において 大事だと考えていることを書いていきます。 タイトルの通りで 思考は普遍ということです。 ここでテクニックといっているのは 言い方が悪いかもしれませんが その場凌ぎで次に繋がっていかない 一か八かの施策を指します。 こういうケースは大体において 戦略的思考が抜けています。 マーケティング活動なら 人間のマインドセットを予想して 製品やサービスを売るための ストーリー設定が大事です。 PR活動な

          思考は普遍、テクニックよりマインドセット

          下請けの立場から書くラブレター

          マーケティング活動全般におけるメッセージは 「すべてのターゲットに向けたラブレター」 であることは 業界の方にとっては 釈迦に説法かもしれませんが 一般的に「下請け」と呼ばれている 開発系会社の方々から 間に広告代理店が介在しているため 発注元=クライアントとの直取引を増やしたい というご相談をよく受けるので 記事にまとめてみました。 実はこの話はなかなか奥が深くて かなりのボリュームになるため 今回は入口の考え方に留めます。 通常下請けというだけに 代理店がクライアント

          下請けの立場から書くラブレター

          機能を横断して掛け算するSIPS

          今でこそ (Web構築+メンテナンス) x ITソリューション x Webマーケティング (三位一体と呼んでました) = デジタルで収益を産む ということを一気通貫でというのは 普通になりつつあるのかもですが 2010年当時でも新しすぎたのか 案件化が難しかったです 遡ること1993年に サンフランシスコで設立された Organic Onlineという会社が いわゆるインタラクティブエージェンシーの 草分け的存在だったのですが 日本でも電通との合弁会社などが Webコ

          機能を横断して掛け算するSIPS

          マーケティングと音楽の関係性について

          このことは 以前から時間をかけて 自分の中で深掘りしていきたいと 思っているテーマなのですが まずは入口の整理からということで お付き合いいただければ幸いです。 かれこれ気が付けば 15年以上に渡りマーケティング畑に 身を置かせていただいておりますが 特にMBAを所得しました とか輝かしい経歴があるわけではなく それまではチェロを弾いていたわけです。 ピアノ教師だった母の導きによって 幼いころからクラシック音楽を かなり本腰入れて学んでいた私は 最低でも1日2時間は イヤ

          マーケティングと音楽の関係性について

          「転職慣れする」ということ

          現在このnoteと並行して ブログを作成中なのですが 気付けば最近書くことに 多くの時間を割いていました。 いずれも 自分の経験という素材に プラスアルファのスパイスを ふりかけて世に出す というクリエイティブな作業だと 思っているのですが 大前提として 経験自体を振り返って掘り下げる事が必要で これは転職活動にも似ていると感じます。 なぜ転職について書こうと思ったかというと 日本はひと昔前まで 終身雇用が普通だったわけで 転職回数が多いと 堪え性のない人物だと思われるの

          「転職慣れする」ということ

          「見よう見マネ+考え抜くコト」の大切さ

          もう15年以上前の話しになりますが 某大手企業のWebサービス立ち上げに参画 そこで初めてディレクター業をやらせてもらった経験を買われ ダイレクトマーケティング業界では 草分け的な存在の外資系広告代理店に就職が決まりました。 当時の上司はアイルランド人だったんですが なぜだかまったく業界経験のない私を マネージャー=管理職として採用したんです。 部下は社歴の長い年上の女性でクライアントは米系IT企業。 話しを巻き戻すと 最初の会社が同業他社のIT企業だった事も 優位に働いた

          「見よう見マネ+考え抜くコト」の大切さ

          マーケティング解剖

          まず最初に 「マーケティング」という言葉が持つ意味合いについて 書いてみたいと思います。 マーケティングに従事する人に 「マーケティングとは?」と聞いてみると 人それぞれ違った答えが返ってきます。 理由は広義であるが故に 業界や分野によっても捉え方が変わってくるからです。 例えば大企業相手のマーケティング・コンサルタントなら 経営活動の一つであり 企業の収益性を向上させることを目的としたプロセスである といったように理路整然と回答しますが 一昔前だとCMを打ったりメディア露

          マーケティング解剖

          このnoteで書いていくこと

          マーケティングについて その他のお仕事 ときどき趣味のことなど発信してゆきます。 吐き出すことの大切さ生きていれば吸った空気は必ず吐くわけですが これを人生に置き換えてみると 吸っている方が圧倒的に多いことに気付きます。 わたしは3歳からかなり真剣にピアノを習ってましたが 誰かに教えたことはありません。 チェロは少しだけ先生をしていましたが 何かを人に教えた経験ってほぼなくて 会社員時代も 自分もそうやってきたし部下にはOJTで学んでねって感じで この歳まで経験を溜め込ん

          このnoteで書いていくこと