見出し画像

私が考える「引き寄せの法則」

「引き寄せの法則」って、ネットの検索エンジンに似ていると思う。

例えば、「自殺」や「殺人」をネットで検索したとする。
GoogleもYahoo!も、その人が
本当に自殺や殺人をするか、
ただ、好奇心で調べているだけか、
そんなことはしてはいけない!なんて考えず、
打たれたキーワードに関連するサイトを表示するだけである。

なかには、監視の目を光らせて、
このようなネガティブなワードを検索すると、
直ちに当局に通報するような国もあるが、
多分、この宇宙はそんなことをしないだろう。
打たれた単語をジャッジせず、単純にピックアップするだけ。

だから、私達が子どものころ、嫌なことがあり、
ネガティブなことを考えたり、口にすると、
宇宙は、その考えや言葉に関連する出来事を、
その人の目の前に出現させる。

そうなると、その人は「やっぱり、この世界はイヤな事ばかり」と思い、
また、ネガティブなことばかり考えたりする。
そして、また悪いことが目の前に起こる。

この負のスパイラルから抜け出すには、どうすれば良いのか。
それは、ポジティブなことを考えたり、口に出すことだ。
勿論、そうしたって、すぐに世界が変わることはない。

だって、検索エンジンだって、何度でも調べたキーワードは
サイトやYouTube、インスタなど至るところで何度も広告として出現する。

1回やそこらで、ポジティブなキーワードを検索したからって
検索エンジンが明るい話題ばかりになることはない。

そこから脱却するには、今まで何回も発していたネガティブな言葉を
塗りつぶすくらい、何度もポジティブな言葉を考えたり、
言葉にすれば良いのでは、と私は思う。

とは言っても、完全に塗りつぶすことはできないだろう。
そのキーワードを自分自身も忘れてしまったとしても、
検索エンジンで、他のことを検索したときに、
その忘れた言葉に関連するサイトや広告が突如、現れたりする。
(仕組みは分からないが、
単にキッチンペーパーなど台所用品を検索していただけなのに、
「包丁」→「人殺し」のように)

そこで、やっぱり私はダメな人間なんだ、
世界はイヤなことばかり
生きていく自信がない
などネガティブなことは考えない方が良い。

また、負のスパイラルに落ちてしまう。
そのような場合は、また一からポジティブなことを考えるしかないだろう。

では、完全にそのキーワードを削除する方法はないのだろうか、
PCなら初期設定に戻せるだろうが
人間にとっては、それは「死(または同等のもの)」を意味する。

残念ながら、今まで発してきたネガティブな言葉と
死ぬまで付き合わないといけないのかもしれない。
しかし、この世の中にネガティブなことを考えたことがない、
という人間なんていないのだから、
世界の人は皆、落ち込むときは必ずあって、それを抱えながら生きている。

ただ、それでも自分を信じてポジティブなことを考えて、行動する人が
幸せを引き寄せるのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?