私が「好きなもの」を公言しなくなった理由
こんにちは。
今日は久しぶりに時間を作れたので蔦屋書店へ。
時間ができたら必ず読書をしようと最近ではマイルールを決めています。
今すごく勉強したいモードで、とにかく今まで見てこなかった世界やなんとなく見てみぬふりをしてきてしまった事柄と向き合いたいなと思っているんですよね。
人間って不思議です。
これから帰って制作!!という感じなんだけど、これからのリリーススケジュールも固まってきたので嬉しいお知らせがたくさんできるまでもう少し!
言いたいこと・伝えたいことは全て歌の中に。
これは私が歌い続けてきてずっと貫いていること。
私は自分が好きなものを公言することが昔からちょっと苦手なんですね。
で、それってなんでだろうって思って、なんとなく最近思い出せたんです。
『マイケルのここのこの声の出し方が最高なの!!』
『尾崎豊のこのMCでめっちゃ感動しちゃってさ』
友達に好きなアーティストの話をした時に、
クスッ
と笑われたから。
『マイケル整形しすぎでしょ!!w』
『尾崎ってあの盗んだバイクで走ってる人?ww』
みたいな感じで。
今だったらそのコメントに対していちいち傷付いたりはしないし、
全然ユーモアで返せるんだけど、
思春期の頃って自分が好き!って公言したものに対してちょっとでも馬鹿にされったり、貶されたりするだけで妙に傷つくんですよね。
『なんでわかってくれないんだろ。じゃあもういいや。』って(笑)
当時の私はそうやって拗ねちゃったんだと思うんです。
私も好きなんだからあなたも好きになってくれるよね!?って思ってたんでしょうね。(すごい思い込み!^^)
まさにこれだなって。
私が『好きなもの・好きなアーティスト』なんかを公言しなくなったのって。公言するのが苦手になったのって。
だから好きと感じたものは猫のように自分のスペースにこっそり持ち帰って、一人で楽しめればいい。
この好きという感覚を誰にも汚されたくない。
そんな思いがずっと残り続けてるんだ。と気づいたんです。
元々自分の話をするのが得意ではないということもあるんだけど、
いまだに『お気に入りの本』『大好きな映画』『良く見ちゃう動画』『ハマってるアーティスト』とかを発信するのが実はめちゃくちゃ苦手です。
これわからない人には本当にわからないと思うんですけど(笑)
だからラジオでおすすめの映画とか音楽を紹介するのも本当はものすっごい体力を使ってます(笑)ここだけの話。
そしてどこかでみんなが好きそうなものにしないと…と防衛線を張ってしまう自分もいたりします。
だけどね。
最近では、そんな自分も、そんな苦手意識もまるっと受け入れられるようになったし、
無理してぐいっと変える必要もないって若干開き直ったりもしています。
それと同時に、ここではこういう本音とか、本当に心から好きで影響を受けたものとかを少しずつ公表して行こうかなとも思っています^^
聞きたい?知りたい?
教えてね。
そんな、ちょっとしただけど私にとっては結構パーソナルなお話でした。
由
今日はガッツリ読書できた!