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子どもが学校に行かなくなって手放した「偏差値、内申点」という数字の世界
今日は穏やかな秋晴れ。
がっつりお仕事な1日ではありましたが、おいしいお菓子をお供にデスクワークをがんばりました!
秋はマロン系の季節限定スイーツがどこにでもあるので誘惑が多いですね。
私は栗が大好きで、栗ご飯もこの季節は最高で、プラス豚汁があれば文句なしのご飯タイムです♡
そして、秋になるとなぜか無性に夜の東京タワーを見たくなります。
行きたいなぁ。
さて、今日は「偏差値、内申点」という数字の世界から私が数年前から離脱した話を。
長女が学校へ行かない選択をしてから分かったことが沢山ありました。
そのうちの一つが成績について。
どんなにがんばっても不登校の子の通知表は2が最高値でそれ以上はありえないこと。(これはもう決まっている)
内申点は最低値。
定期テストを受けていなかった娘は通知表の成績はオール1でした。
はじめてその通知表をいただいたときは、
「わーーこれから先、進学するときどうするんだろうか…」
さらにその先の事まで考えて「どうしよう、どうしよう」という不安しか
私の頭と心にはありませんでした。
受験勉強の世界で生きてきた悪しき思考ですね。
でも、よーーく考えてみると、偏差値も母集団が変われば変化する数値だし、内申点も採点する教師が変われば簡単に変わる数字。
そもそも自分の子どもが中学校という小さな世界の中だけで数値化されるものでその良し悪しを判断されるのはどうなんだろう…?
という思いがだんだんと湧いてきました。
偏差値が示す学力よりもずっと大切なものは沢山あるはず。
何より、この子の良いところは数字だけでは分からない。
そんな風に思ったときに私自身が数の呪縛から解き放たれました。
そんなの、不登校の親の気休めだって笑われるかもしれません。
一生懸命勉強をして試験で100点を取った子はもちろん素晴らしい!
その努力もだし、学校へ試験を受けに行く事も。
でも、仮にその子がテストで良い点数を取らなかったとしても、その子自身の価値や良さが失われることはないはずです。
逆にテストでいい点数を取らないとうちの子じゃない!みたいな考え方の方が危なくないですか?
大学入試で「1点でも多く取った人を合格!」ということをやっているのは、世界でももう日本と韓国くらいと言われているそうです。
世の中は沢山の数字で溢れています。
・授乳は〇時間おきに!
→赤ちゃんにだって気分があります。その数にとらわれないで!
・8時には寝せましょう!
→個々の家庭で生活スタイルは違います。その家庭に合った無理ない時間で生活したら大丈夫!
などなど、
よーく考えたら、子育ての最初の頃もいわゆる一般的な沢山の数に縛られて逆に子育てが苦しくなることも私はありました。
日本人は数字に弱いから、数を見せられると納得感も増して、それが全てに思えてしまうけど、子どもの数字で計れない力こそ親である私たちが気づいてあげて、伸ばしてあげて、そこをその子だけのギフトとして大切に育ててあげることが大事なのでは?そんな風に思って子育てをしています。
逆に数えてうれしい数って何でしょうか?
子どものお誕生日や年齢ですかね?
元気に生まれてくれたらそれだけで満足…
そんな風に思って出産した時のことを思ったら、全部小さなことに思えます。
子育てから大切なことを気づかされる日々です。
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