母子分離不安症の娘2
※これは長女が小学1年生の頃のお話です。現在は回復していますのでご安心ください。
長女との時間
長女が学校を休むようになり、先生が毎日のようにプリントなどを持ってきてくれるようになりました。育成会や学校の先生が色々と配慮してくださり、近所の同じ学年のお友達を紹介してくださったり、学校に少しでも興味を持ってもらおうと、学校マップを書いてくれたり、スクールカウンセリングなども紹介して下さりました。
玄関で私と先生が話していても、長女は先生に会いたがらず、学校を思い出すからと、学校のプリントはほとんど出来ませんでした。ランドセルも次女にあげる。と話していたくらいです。
勉強はまだひらがななので多少出来なくても取り戻せる。休みの日くらいは長女とお出かけをしよう。と次女には申し訳ないですが長女の要望で二人きりでお出かけするように心がけました。
休みのたびに、水族館や動物園・ショッピングなど長女が行きたがる場所へ惜しみなく連れて行きました。私の体力はなかなかに削られていきましたが、長女が楽しそうにしているのを見ると頑張れました。
休学中の約束事
長女のメンタルが落ち着いてきた頃に通信教材を駆使してお勉強をさせました。休んでいても生活リズムは崩さないように気を付けました。
不登校の間のお約束ごと
・朝は7時までには起きる
・課題はお出かけの日以外は必ずやる
・YOUTUBEは課題が出来たら1日1時間まで
・外出先の欲しいものはお小遣いの範囲で
・お手伝いはきちんとする
・21時就寝
学校を休むからといっても、いつでも学校へ復帰出来るようにリズムは作りたかったので、約束事はいくつか作っていました。お手伝いも強要はしませんが、手伝いたいと言った事は面倒くさがらずにお願いするようにしました。
メンタル的に勉強は出来ない日もありましたが、その分体を動かす遊びをしたりして気分転換をしました。
この頃の心情
学校へはいつ行けるようになるんだろう。と不安しかありませんでした。職場でも仕事が手につかなかったり、涙が出そうになるのを必死で堪えました。心配した先輩が声をかけてくれたりしていましたが、どんなアドバイスもそれが出来たら簡単。そんなこともうやってる。分かっている。と内心思ってしまい、相談する気にもなれませんでした。
長女もメンタル面では大分辛そうでした。お父さんと一緒の日は嫌だ!と言っていたので、夫が休みの日でも祖母には来てもらっていました。
お父さんとの交流が少ない事、育児の内容も殆ど私がしていた事も多くあったので、頭の洗い方などの些細な事が気に入らず「お父さん嫌だ」と拒否していました。
学校の前を通るのも嫌がっていたので、遠方へお出かけすることの方が多く、お金も体力も時間も沢山使いました。その時は変化は小さなものでしたが、今思えばそれが大きな元気パワーになっていたのかなと思います。
続きます。
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