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どこまでいっても、二極化、陰陽化する私たち

ありとあらゆるものが二元、二極化しているこの世界。
この世界も、もちろん私自身も、どこまでいっても、どうしても、何かの「枠」に閉じこもっていることに気づいたとき、愕然としました。


自分が何かに興味を向けたり、これが「正義」だと思った瞬間、
それと正反対のものは、よくない、見てはいけないものとして閉じ込めてしまう。
そして、それをずっとずっと繰り返す。

でも、その見ないようにしている、悪だと思っているものは
本当は自分の中にもあって、無自覚にその「悪」をやっている。


最近読んでいる松村潔さんの本の中に
「私たちは一番“陽”に近いものに接近することが一番優れていると思い込んでいるけれど、これは陰陽分割された世界の中で、脱出口がないまま堂々巡りしていること。
次の次元は、陽の側でも陰の側でもなく、総和としての中和の領域にある。

陰と陽、光と影はグラデーションになっていて7段階あり、それを取り戻していくことで大きな円としての自己に回帰する」
というようなことが書かれていました。



これを読んだとき、お掃除ワークがすぐ思い出されたのです。
(お掃除ワークとは、松本良美さんが提唱されている、内観と手放しのワーク)

お掃除は、自分の深層に潜り込み、
抱え込んでいた感情や固定観念を排出していくのですが、
それにも段階があって、少しずつ、えげつないと思うようなものにも向き合っていくことになります。

これがいわゆる、段階、グラデーションに踏み込んで一つひとつ取り戻していくということ。
そして、それを全部やり切って、感じ切って、やっと次に行ける。
その通りだなあと思ったのです。


そして、これまで、数々の心理学、神経科学、脳科学やスピリチュアル的なものに触れてきた中で、私がこのお掃除ワーク、テハナシが一番しっくりきたというか、ずしんと、ど真ん中に入ってきて続けているのも、
宇宙法則に従っているからなんだな・・・と。



どこまでいっても、陰陽、光と影は表裏一体。
やっぱり、地道に一つひとつクリアしていくのみなんだなと思うのです。




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