答えの探し方
「答えが欲しい」
情報が飛び交う社会の中で、
答え探しにさまよっている人が多い。
“これを買えばうまくいく”
“この人の言うとおりにすれば成功する”
今までの時代は、
それでうまくいっていたかもしれない。
だけど、
それだけではうまくいかなくなっているのが現代。
そして、今後の社会。
「言われたとおりにやればいい」
この習慣に慣れすぎてしまっている私たちは、
突然、突き放されたようは、見放されたような、
出口の分からないトンネルに、ポツンと降ろされたような、そんな気持ちだ。
自分で答えを見つけると言うことが、
どう言うことなのかさえ、
分からない人も多い。
周囲の声に反応し、
あっちだ!いや、こっちだ!と、
左右にからだを振っているだけで、
前に進むことが簡単ではない。
いったいどうしたものか・・・。
話が少し変わるけど、
先日、「自然-jinen-」と言う、
1/2dayリトリートを開催した。
コンセプトは、
《身体と心のつながりの体感》。
“あ〜最近よく聞く、身体と心のつながりね。”
と言う声も聞こえてきそうだけど、
身体と心のつながりとは?
を説明できる人は、少ないかもしれない。
私自身も、以前は、
言葉は使っていたけれど、
それが実際どう言うことなのか、
抽象的にしか説明することができなかった。
潜在意識だ、魂だ、高次元だ、と、
10年前くらいに流行った
スピリチュアルな言葉がまだ飛び交っていて、
自分らしさ=自分より遠い場所、高い場所に答えがある。
だから、そこへアクセスする!みたいな風潮が一部で出来上がった。
(私も、そう思っていた)
ここで、冷静に考えてみる。
私たちが所有しているのは、「身体」だぞ。
今、生きることができているのは、「肉体」があるからだ。
すべてを知っているのは、
遠くでも、高くでもない、
今ここに存在している、この肉体だ。
潜在意識だって、
この肉体(DNA)にすべて刻まれている。
DNAは私たちのコントロールできないところで、
情報を与え、現実を与え、感情を湧かせ、
わたしたちの願望を満たしている。
つまり、
身体(状態)と心(感情)は常に繋がっていて、
あとは、私たちの顕在意識で、キャッチできるかどうか。
自然-jinen-では、さまざまなコンテンツを通して、
身体と心の声をキャッチすることを、
参加者さんに体感していただきました。
一つの細胞として誕生した私たち。
それぞれ、DNAに刻まれた願望も違うから、
叶えるたのルートも違う。
だから、誰かのやり方を真似したって、
どこかで違和感が発生するのは当たり前。
これが、
「答えは、自分の中にある」の理由。
なんか、ザワザワしたな。
なんか、ウッってなったな。
なんか、好きって感じたな。
意識していなくても、自然に湧いてくる感情たち。
それと同時に感じる、身体の感覚。
それこそが、
一人ひとりのDNAが必死に送っているサイン。
願望を叶えるためのルートの手がかりだ。
現代社会は、人工的な食べ物や環境で溢れかえり、
本来持っているはずの繊細な感性が失われ、
身体の声に鈍感になってしまっている。
意識的に、身体に手を当て、耳を傾け、
感情の動きをキャッチすること。
自然な生活を取り入れて、身体を本来の状態に戻していくこと。
外からの答え集めは、もういらないんだ。
自分の身体が全部知っていて、
毎日サインを送っている。
本当は、みんな、答えが欲しいんじゃなくて、
答え合わせがしたいだけなんだから。
自分が一番よく知ってるはずっ。