ADHDは”普通”の落ちこぼれバージョンじゃない。 〜あなたはあなたで素晴らしい〜
息子が、いわば産まれてからずっとグレーゾーンで過ごしていて、
小学校3年生で小児科の発達相談に2ヶ月待って受診して、晴れてADHDの診断が下った時。
あなたなら、もし、自分の子供がADHDの診断を受けたら、どう思いますか?
ついに我が子に発達障害、ADHDのラベルを貼られてしまった、、
と落ち込みますか。
わかります。
私も多分、何かが怖くって、認めたくなくって、息子が小学校3年生になるまで、診察に出向けなかった。
診断が下った日。
あんなに落ち着きのない息子が
じーっと先生の話を聞いていました。
そして笑顔でこう言ったのです。
”よかった!僕がバカでノロマなのは、僕のせいではなくて、脳みその動きのせいなんだね! これでみんなにきちんと説明ができる”
と。
そうか。
君は、間違った”ラベル”を、もう既に、友達や先生に貼られまくっていたのか。
怠けもの
だらしがない
板書しない
授業聞いてないバカ
宿題出さないあほなやつ
空気読めない
うるさい
。。。。
そして彼なりに、本当に努力して
みんなに迷惑かけないように
皆に溶け込むために
色々やってみたりしていたのか。
まだ産まれてから数年で、
自分のことすらまともに出来ないのに。
時折、
ADHDがひょこひょこ顔を出して、
悪さをするから
そっちに釣られちゃて。
先生や友達に注意されてから
気づいて
あーーー
しまった。
またやっちゃった。
でも、
僕、
みんなを不快にさせるなんて
そんなつもり、なかったのにな。。。
おかしいなぁ。。
って。
。。。ごめんね。
もっと早く、診察に連れて行けばよかった。
ママの勝手な、恐怖心だった。
でも
よかった。
これ以上、遅くならなくて。
その時、私は私の全てで、この子に向かい合って、
たくさんADHDについて勉強して
世の中の仕組みについて理解して
彼が今後、ADHDという特性に
悪びれることなく、隠れることなく皆と、共に生きていくこと、
その方法をしっかり彼に教え込むと
強く心に決めました。
ADHDは治る病気ではありません。成長とともに変化はするけれど
一生、付き合っていく特性です。
私は君より先に、いつかは死ぬから。
もっとちゃんと息子と向き合えばよかった、
なんて。
息子が育って手遅れになって、
絶対に後悔したくない。
おかげで今は、大勢の友達に囲まれて、自分の努力で掴んだ、
自分の行きたかった中学校で、自分の特性と向かい合いながら
毎日ポジティブに過ごしています。
私が息子を自己肯定感満載で
明るく幸せに満ちて
友達もたくさんいて
そういう環境に彼を持って行った
私のマインドセットを変えた方法を
今、辛いお母さんや子供に向けて
どんどん発信していきたいと思います!
思いよ、届け〜〜〜〜!!!
ADHDを持つあなたは、
あなたで素晴らしい。
あなたは、普通の落ちこぼれバージョンではない。
あなたは、唯一無二の存在。
だからもう、頑張らなくったっていい。