心の免疫力
最近子供の感染症が増えているみたいですね。
コロナでマスク、手洗い、人混みを避ける・・等々、ここ2年くらい頑張って感染しないように努めてきたのが一つの原因だと言われてます。
子供は日常生活で普通に感染して、それによって知らず知らずのうちに免疫を身につけていきます。
その自然に獲得するはずの免疫が、コロナの時期に防御し過ぎて、身についていない子供達が増えているのが原因ではないかと言われています。
コロナに関しては、子供は重症化しないからマスクは必要ない発言してたお医者さんもいらっしゃいましたよね。
でもやっぱり親としては万が一でも我が子がコロナに感染したら・・・と思うとマスクさせちゃいますよね。
親って、子供には何事もなく平穏無事な人生を送ってもらいたい。
って誰だってそう思っちゃいます。
でも、ちょっとそっとの切り傷や風邪、バイキンなどはやっぱり経験すべきなんでしょうね。
そうやって少しづつ痛い目にあって子供は強くなって行くものですものね。
身体もそうですが、実は心も同じです。
心にもちゃんと免疫があります。
我が子には人間関係やトラブルなど起きてほしくない。みんなそう願っています。
でも、ただトラブらないように、他の人と喧嘩にならないようにとそればかり考えて子供を「躾け」ると、子供は免疫力の弱い人間になってしまいます。
親と子供は遺伝子は同じですが、魂はまるで違います。
親自身の価値観や基準に囚われずに、子供の心のすり傷やトラブルに対応して下さいね。
子供は一人一人個性があります。
生き方も価値観も考え方も一人一人違います。
だから、これが正解の対応の仕方ですということをブログで書くのは難しいです。それこそ子育てはオーダーメードです。
でも、これだけは言えます。
人生において、大変なことやトラブル、悩みがでてきたら、それは全て心(魂)の免疫力をつけるためなんです。
そこには必ず「気づき」があります。
その「気づき」をどれだけ自分のものにするかで免疫力は決まります。
親が子供にできるのは、子供の心の擦り傷やトラブルがちゃんとこの先の人生を強く生きて行く免疫力になるように手助けしてあげることだけなんです。
その「気づき」が何なのかを子供のために、子供と一緒に一生懸命探すことがたいせつです。
それは親にとっても大きな学びになると思いますよ。
親は子供を「躾ける」のではなく、子供と一緒に学んでいく。これが子育ての目的だと思いますよ。
みんなみんな幸せになりますように。