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群馬 レトロ温泉巡り一人旅②
群馬に一泊二日の湯巡りに出かけた。一泊目は伊香保温泉、吉田屋旅館。1日目はこちら。
朝早く目覚めた。最近はいつもだ。笑
朝風呂の前にちょっと石段を散歩しよう。今日は雨の予報だけど(想定内)まだ降ってない。
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旅館を出て右に行くとすぐに無料の足湯がある。伊香保温泉は湯量豊富なんだな。
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朝食も部屋出し。ゆっくりめの8時にお願いしました。
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焼き魚が定番のしゃけじゃなくて白身の美味しい魚だった。野菜は自家栽培だろうか?新鮮で美味しい。
チェックアウト。昨日はいなかった女将さんが会計。
高齢のご夫婦のみで経営されていて手が回らない箇所がたくさんあります。突っ込みどころ満載の宿ですが、温泉は間違いないです。部屋の鍵は南京錠だし、エアコンないし、潔癖な方、サービス重視の方は無理かもなあ。
いよいよ雨が降ってきました。途中は土砂降り。毎回なんで慣れてますが(雨女より)
群馬 赤城温泉 花の宿 湯之沢館
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湯巡り一軒目はこちら。赤城温泉は総本家だけ行ったことがある。初訪。600円
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ウチの実家もそうだったけど、いろんなもの(ガラクタ)がたくさん飾ってあるんだよね…。昭和あるある。
この日は残念ながらお目当ての露天風呂は男湯。今、誰もいないから見ていいよって写真だけ撮らせてもらった。男女入れ替え制のようです。
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泉質はカルシウム•マグネシウム•ナトリウム-炭酸水素塩温泉。源泉42.9度で適温で使用。笹濁りのいいお湯です。露天風呂の方が良かったなあ。残念。
群馬 湯檜曽温泉 林屋旅館
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二軒目は湯檜曽温泉。こちら、タイル浴槽がかわいいと聞いていて、前から来たかった。800円。
男女入れ替えなので、どちらか聞くとこの日はタイル浴槽が女湯でした。やった!
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うれしいことに独泉。かわいすぎてはしゃぐ。
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浴槽のタイルはもちろんなんだけど、アーチ型の天井とカラフルなモザイクタイルが大変気に入りました。
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泉質はアルカリ性単純泉、いわゆる「アル単」湯量は十分。自家源泉、源泉41.4度。お湯がとても新鮮な感じがして湯上がりさっぱり。
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ここからみなかみに向かいます。狙っていた食堂があったのですが、暖簾は出てるも準備中。聞いたら、ご主人の具合が悪くなってしまったとのこと。仕方ない。
で、途中見つけたお蕎麦屋さんに。
群馬 みなかみ そば処まるよし
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でもね、食堂で洋食的なものを食べようと思ってたから蕎麦の口じゃなくて…
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そしてカツ丼を頼む私。蕎麦屋のカツ丼て美味しいよね!こちらも美味しかったです。
群馬 みなかみ温泉 天野屋旅館
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みなかみ温泉の衰退ぶりはご存じだろうか?昭和の時代は大型旅館が立ち並び、一大温泉街だったが、上越新幹線が開通すると、観光客が他の観光地へ。また、バブル時代は社員旅行や宴会は温泉旅館なんてことが多かった。みなかみ温泉もその恩恵を受けていたが、バブル崩壊後の旅行スタイルの変化についてゆけず、大型旅館が軒並み倒産。
今は鬼怒川温泉同様、廃墟マニアが訪れる町になってしまった。
天野屋旅館は常連さんに支えられながら、細々と営業していたが、2年前にご主人が亡くなり一度は廃業。今年に入ってから息子さんが継承され、営業を再開されました。
今のところは日帰り入浴のみ。
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女将さんが迎えてくれました。500円。
どっちでも好きな方に入っていいよって、かわいい形の方にさせていただきました。
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タイルが今でもとってもきれいでアート作品のような浴室でした。壁はモザイクタイルの濃淡グラデーションになってます。
お湯はカルシウム•ナトリウム-硫酸塩•塩化物泉。優しいぬる湯なので長湯必至。
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湯口はね、ちょっと怖いんだけどカッパだったと思われます。
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誰もいなかったのでもうひとつの浴室の写真も撮らせていただきました。
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上がると女将さんが冷たいお水を用意して下さいました。女将さんの肌がツルツルで、いかにこちらの温泉がいいお湯なのかを物語っています。
常連さんの「やめないで」「お風呂を壊さないで」という声から再開となったそう。私も同じ気持ち。豆タイルは今や稀少品で、デッドストックを探すしかないようです。
夏から素泊まりで宿泊も再開とのこと。おとなりは居酒屋、斜め向かいにはお蕎麦屋さんがあるし、手前には町中華もあり、素泊まりでも十分な環境。伊東の梅屋旅館のようなスタイルで存続してほしいな。
さて、道の駅に寄って帰るとしよう。
群馬 道の駅 みなかみ水紀行館
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おみやげの他、地元野菜も扱ってます。なすときゅうりとトマトを購入。夏だね!なすは8本も入ってて150円だった。儲かるのか心配だ。
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今回のボロ、あ!違う、鄙び宿紀行はいかがだったでしょうか?る◯ぶや、ま◯◯るに載らないような小さな温泉旅館をみなさんに知っていただけたらうれしいです。
おわり