和歌山 那智勝浦温泉巡り〜超贅沢宿編〜
1月22日は旧正月の元旦。私の仕事は9割中国の工場との取引になるので、当然ヒマになる。
流行病前は旧正月時期に毎年長期で有給を取って海外に行っていた。流行病前の最後の海外旅行はモロッコだった。
ドバイでのロストバゲージから始まり、毎日いろんなトラブルに見舞われ、砂漠で取り残されたり、noteを書いたら10編じゃきかないくらいだ。いずれ、振り返る余裕が出来たら記事を書くかも。
この3年は流行病の行動制限を掻い潜り、ぬくぬくと温泉巡りに精を出した結果、もう毎日気を張って過ごす代わりに日本じゃ見ることの出来ない景色、美味しい食べ物、さまざまな人達に出会うハイリスクハイリターンな海外旅行はもういいかな?と思い始めた自分がいる。
海外に出る度に日本の良さを再認識してきたわけで、それを肌で味わうべく当分は国内の温泉巡りに精を出そうかな。海外旅行はまず近くの韓国や台湾(温泉あるしね!)でリハビリしてから。
そんな中、同業種の旅友から連絡があった。
「旧正月ヒマでしょ?去年キャンセルした和歌山行こうよ。旅割復活したし」
私の影響で温泉に目覚めた彼女とは去年、草津、万座に行っていた。
その前には2回ほど南紀白浜に一緒に行っていて私の目的は温泉、彼女の目的は観光(特に熊野古道)で、和歌山はこれが3回目となる。去年、一度計画したんだけど、流行病で(第何波だったかな?笑)キャンセルして草津にしたんだった。
マイルも貯まっていたので、マイルで南紀白浜までチケットを取った。友達と羽田空港で待ち合わせて出発。
レンタカーを借りて那智勝浦に向かう。贅沢宿だからすぐチェックインしたいし、急ぐ。途中コンビニでパンをかじる。
宿までは船でしか行けません。南紀白浜空港から1時間半のドライブ。船着場近くに宿の駐車場があり、車を停める。そこで検温と宿帳などを記入。旅割の申請も。
和歌山県も静岡と同じく電子クーポンでした。
和歌山 那智勝浦 熊野別邸 中の島
こちら、私史上最高級宿でございます。旅割とふるさと納税をダブル利用した上、平日の最安プランを予約しました。素泊まりがないんです…。
フロントでワクチン接種証明を見せて、クーポンをチャージしてお部屋へ。
最安部屋でも超豪華。バストイレ付き。
ドリップコーヒーや紅茶、もちろん緑茶もあり。
それよりお目当てのお風呂に行かねば!
こちら、海に迫り出した露天風呂が有名なんです。そこに入りたいだけで泊まるという。日帰り入浴やってないんですよね。男女入替制なんですが、海上の船から丸見えなので女子は湯浴み着着用なんです。この湯浴み着が可愛すぎる。フロントで買えるか聞いたら、非売品でした。残念。では内湯で体を洗っていざ!
なんやねん、コレ?とにかく素晴らしいの一言。お湯自体がとても素晴らしい上に湯量もめちゃくちゃ豊富で硫黄の香りも良き。
お湯はふんわりたまご臭でしょっぱい「含硫黄-ナトリウム-塩化物泉」源泉50.7度で成分が10g近い、こう見えてパンチの効いたお湯でした。
フロントの建物は最近増築された部分で、え?って感じなんだけど、露天風呂から見た昭和からある建物はめちゃくちゃカッコよくて、配色が日本じゃないみたい。スリランカあたりにありそうな建物。吉村順三という著名な建築家の古い作品らしい。
お風呂を出ると、湯上り処があります。お水はもちろん、なんと18時まで缶ビールが飲み放題。
高級宿は違うね!アイスもあります。
さて夕食です。部屋でゴロゴロしていると、夕食が運ばれて来ました
豪華弁当をお部屋で食べるプランなんです。缶ビールが1本付きます。流行病下に食事処に行きたくない人向けのプランなんですが、お安いのでこちらにしただけ。
豪華おせちのようなお弁当でした。冷たいのが残念でしたが、お弁当なんで仕方ないですね。でもまともなおせちを食べてなかったので、旧正月元旦に食べて、気分はお正月。
食後はゴロゴロしたあと露天風呂の寝湯に行ったり、そしてフロント横のバーコーナーへ。
梅酒、日本酒の他に、アイスティーやアイスコーヒー、コーヒーも飲み放題でした。
梅酒をいただいておやすみなさいです。
〜ヘんな温泉編につづく