第81歩(寂しさが人に与える影響)
コロナの感染者がまた徐々に増えているが、世界はこのままでは確実に終わると私は思っている。
自粛や緊急事態宣言など感染を防ぐためにいろいろと対策をしていた人が多数いるだろう。
では、その状況下で寂しい思いをした人はどれだけいるだろうか。
私の予想では、確実に過半数は超えているだろう。
今回は、寂しさが人に与える影響について述べていこう。
人はなぜ、集団行動をとるのだろうか。
会社や学校など、あらゆる組織が1つの集団として動いている。
こういった世の中になるのは、必然的である。
もちろん集団で行動することで、いろいろなメリットがあるが、その1つとして、寂しさを紛らわせるというのもあるのだ。
なぜならば、人は1人でいると、寂しく感じてしまう。
寂しく感じてしまうと、負の感情の気持ちが高ぶってしまうのだ。
楽しいや面白いなどの感情よりも不安や悲しみなどが大きくなってしまい、ネガティブに物事をとらえてしまうのだ。
正直言って、家にいるのが好きな人もいると思う。
別にそれは悪いことではないが、やはり活発的な人は外に出かける傾向が大きい。
1人の時間は大事ではあるが、自分の世界でとどまってしまったり、なかなか自分の殻を破れなかったりする人もいるだろう。
考えても見てほしい。
大抵、引きこもりがちな人の印象として、元気で楽しくというよりかは、不安を抱えていたり、なかなか自分を出せていない人という方がしっくりくるのではないだろうか。
つまり、寂しさという感情がほかの負の感情を大きくしてしまい、それが行動にも移り、なかなか他人に自分をさらけ出すことができなくなる傾向になってしまうこともあるのだ。
やはり、こういった状況であっても、今では電話やLINEやZOOMなど、色々な技術が進歩したことにより、コミュニケーションが取れるような空間ができているのだ。
もし、今回のような感染症が数十年前に起きていたら、確実にコミュニケーションが取れなくなり、負の感情が高まった人が続出してしまっているだろう。
だからこそ、コミュニケーションツールを活用して、なるべく一人でいるということを辞めてほしいのだ。
FIN