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「はじめて」大学にスマホをもっていかなかった

おそらくはじめてのこと。大学に四年間も通っていてスマホを持っていかなかったことは。
一コマの授業と、短い通学時間が、スマホを持たないと少し違って見えた。

別に意識的にしたわけではなく、ただ単に忘れてしまっただけであるけれど、ふいに訪れた「スマホ絶ち」、「デジタル・デトックス」の時間は思いもよらずに非常に有意義だった。

わたしのスマホの依存度

一般的な大学生程度にはスマホを使うと思う。
一日に何時間使っているかと聞かれると困るけれど、何かしらの機能をいつも使っているような気がする。
朝のアラームから、LINE、Twitter、Instagramのチェック、写真、タイマー、体重の記録、家計簿、メールチェックと、あげたらきりがない。
一日中使っていることは間違いない。

スマホ依存度診断なるものをやってみた。
目的がなくても、つい触ってしまう。お風呂にスマホを持っていく。予備のバッテリーは必ず持ち歩く。など当てはまる項目も多くあり、
結果的にわたしの依存度は50%
予備軍だそうだ。
回答しながら考える中で、自分って依存していると感じる点が多くあり怖くなった。

ふいにスマホを手元に無くすと…

それはもうとっても不安になる。
わかんないことがあったらどうする、大事な連絡が来たらどうしよう、と。
でもよく考えたらどうにかなることばかりで、
依存している自分を感じてしまう。
授業を受けながらも、漢字がわからなくなったらすぐに調べて、と活用していたので、いざなくなってみると困る。

困るんだけど、どうにもならないわけでもない。

そういえば、と思う。
大学受験の時には、集中できない!と思って、勉強中はスマホは基本的に電源を切る、家にいる間はリビングに放置するようにしていた。
たしかに集中度は上がっていた

海外旅行に行く際には基本的にポケットWi-Fiは借りないので、
フリーWi-Fiの空間に行きつくまでは、自動的にデジタルから離れていた。
そのとき、なんだかほっとした記憶がある
ちょっと息が詰まるというのは言い過ぎだけれど、
あまりに人と、社会とつながりすぎているような感覚を感じていたのかもしれない。

一日に一回は電源を切る時間を設けよう。

と思った。
大学生だからこそ、バイトの時以外は基本的にいつでもスマホに触れられる時間だ。
いままでも個人的に、人と対面しているときはスマホに触らない。机に出さない。こと心がけていた。
自分はいい気がしないからだ。ちょっとメールだけ確認するねとかいう言葉なしに、スマホを見始めるひとは私との時間を大切にしていないような気がしてしまう

でもそれだけじゃなくて、わたし一人の時間が必要だ。
スマホなしにわたしだけの時間が必要だ。
わたしはきっと電源はついていたら気にしてしまう。
だから、一日に一回はスマホの電源を切ってしまおうと思った。

time is moneyだ.わたしが、大学生として自由な時間を謳歌できるのは、もうそう多くはない。あと半年ほど。262日したらわたしは社会人だ。

人生の夏休みをわたしなりに楽しむために、この習慣を身につけたいなと思った。

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ゆめりす
何も持たぬわたしですが、全力であなたのサポートを活かした「なにか」をします!いまはわたしが沢山の知識と文化とアイデアと記憶を吸収するために使います!