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内面系の英単語について

 昨日、クリフトンストレングスのテストを受けてみました。
 最初は日本語版だけ見ていたのですが思い立って英語版を眺めてみたところ、日本語で受け取るイメージと英語を見て想起するイメージが違うことが多く、興味を持ちました。

 このテストは、有料で30分程度の選択式のもので、内面的な特性34項目について優位なものから劣位のものまでランク付けしてくれます。
今回はその34項目について(恐らく原典である)英語と日本語訳を比較して、思うところを書き記してみたいと思います。

 英語の定義はCollinsから、日本語の定義は三省堂から。結果として、英語と日本語の比較というか、自分の中のイメージや偏見を吐き出した感じになりましたw。

 コメントウェルカムです!!


1. Activator / 活発性

 まずActivatorと言うと、触媒みたいなものをイメージしてしまうw。触媒はcatalyst。Activatorの働きかけの対象をモノに限定して理解していたのかもしれないです。正しくは、人でもモノでも、何かをactivateする、何かを動かすものなら何でもいいということなのでしょう。
 これの対訳が活発性か〜。活発性と言うと、より独立的なイメージがある。Activatorは関わる他人のイメージが必須なのに対して、活発性というと、人の性格が明るいとか、常に動いているというイメージで、他人が関わる余地が少なく感じる。

 辞書の定義は以下。

Activator:a thing or person that activates
活発:動作や行動がいきいきとしているようす

 そうよな〜。大体イメージ合ってた。
 クリフトストレングスの説明だと以下。

「活発性」の資質が高い人は、アイデアを実行に移すことに より結果をもたらします。単に話すだけではなく、いますぐ実行することを望みます。

 "Activator"より「活発性」の方がイメージ合ってる気がする。

2. Achiever / 達成欲

 Achieverとは、、獲得者...?(笑)。最近Big BangTheoryにどハマりしているのですが、その中でシェルドン・クーパーがペニーにレナードの家族のことを"High-Achieving Family"と称していたのを思い出す。何か困難なものを達成する、獲得することで、獲得する動作に主眼が置かれているようなイメージ。そして極めて良い意味を持つように思う。
 達成欲については、「欲」という言葉によって、個人的な欲望とか強い自我やエゴのようなものをイメージしてしまったかもしれない。日本語だと「欲」という単語のイメージが悪いですね、仏教的な文化かな。
 ちなみに、Someone=Achieverという等式が成り立つのに対して、人=達成欲という等式は成り立たないのは面白いかも。Achieverがsomeoneの属性の一つであり、”Achiever”というバッジを付けるか付けないかの 0 or 1 であるのに対して、達成欲は人の一部ではなくて「達成欲の強い人」「達成欲の弱い人」という程度で表されるような気がする。どうなんだろうか。

 辞書の定義は以下。

Achiever: A high achiever is someone who is successful in their studies or their work, usually as a result of their efforts. A low achiever is someone who achieves less than those around them.
達成:(目的を)なしとげること.

 Achieverの定義は、studies or workという社会的に評価されるアクティビティに限られるのだね。

 クリフトストレングスの説明だと以下。

「達成欲」の資質が高い人は、並外れたスタミナがあり、旺盛に仕事に取り組みます。自分が多忙で生産的であることに、大きな満足感を得ます。 

 何かを達成することよりも、その過程に重点が置かれているのかな、、笑。ちょっと謎w。

3. Adaptability / 適応性

 Adaptabilityは、適当可能性、、robustnessとか柔軟性に近いイメージがあるかも。自分をどれくらいその環境に適応させることができるか、かな。
 適応性というと、環境への適応性を想起するんだけど、Adaptabilityの時に想起するようなrobustnessとかは想起されなかった。というか、日本語の適応性に対するイメージがあまりないのかも。適応というと、進化適応論とかでしか使ったことないからかな。

 辞書の定義は以下。

Adaptability: the quality of being able to adjust to new conditions.
適応性:状況や環境などに合うように自分を変えていく性質・能力

 直訳すぎて、適応という概念は輸入された感があるな笑。適応って訳すごいな、「適するように応じて行く、適したものに応じて行く」という感じかな?

 クリフトストレングスの説明だと以下。

「適応性」の資質が高い人は、流れに沿って進むことを好みます。「今」を大切にし、それぞれの時点で進む方向をひとつずつ選択することにより、将来を見極めます。

 現在に適応しているということなのかなあ。いまいちしっくり来ない笑。

4. Analytical / 分析思考

 Analyticalは、分析的な。Analyticalで修飾される名詞は、何らかの様式や形式を持つ体系化されたプロセスだと思う。
 分析思考というと、思考が分析的なんですね、というかんじ。Analyticalより、かなり具体的なものをイメージする。特に「思考」という単語が入っているので。Analyticalだけの時は人柄に紐づけて理解していた。

5. Arranger / アレンジ

 Arranger、何かをアレンジする人。アレンジといえば、理想の結果を実現するのに必要な物や人をよしなに配置すること。Organize、Allocateなどを連想するかも。

 アレンジという日本語だと、料理のアレンジの他に、パーティーのアレンジなどを使うかな。


-----今日はここまで-----

6. Belief /
7. Command /
8. Communication /
9. Competition /
10. Connectedness /
11. Consistency /
12. Context /
13. Deliberative /
14. Developer /
15. Discipline /
16. Empathy /
17. Focus /
18. Futuristic /
19. Harmony /

20.Ideation /
21.  Includer /
22. Individualization /
23. Input /
24. Intellection /
25. Learner /
26. Maximizer /
27. Positivity /
28. Relator /
29. Responsibility /
30. Restorative /
31. Self-Assurance /
32. Significance /
33. Strategic /
34. Woo /