脳内会議のようす【徒然日記】
千聖です。今日はのんびり日記です。
忙しい日々が終わったあとって、あなたはいつもどんなふうに過ごされていますか??
私は、忙しい日にできなかったことを、次の日からつめこんで予定を立てていたのが、過去の私の常でした。
それは忙しいほうのところも、忙しい日にできなかったことをやることも、どちらもやりたいことだから、無理をしているつもりはなかったのです。でも、それをやるとそのあとずどーんと来るような感じで、体調に出て寝込む、というのの繰り返しでした。
それをやめよう、やめよう、と思っていたけれども、どうしても、やめるのが怖かったような感じもします。
「それをやっていなければ、なにもかもうまくいかなくなるよ」と、ささやく声がいるのです。
でも、ささやく声がいるときは、防衛本能のキャラが出てきている、ということで・・・防衛本能は、踏切とか危ないことに対してブレーキをかけてくれる大切なキャラだけれども、そのデメリットとしては、新しいことにはなんでもかんでも、とりあえず「NO!」と言うキャラでもあります。
政党で言えば超保守派みたいな感じで、全部の新しい法案に対してNOと言い続けるのです。
その声ばかりに「うんうん、わかった」と聴いてあげていたら、ずっと同じ毎日がくる。ずっと毎回倒れる生活で。
変わらないこと、貫いていくこと、それも時には大切だけれども、
変わっていくこと、新しいことを取り入れること、それも、もっと心地よかったりニヤニヤしたり、自然体になっていく人生のために大事なもので。
超保守派は、行きつく先は「そんなことやると死ぬよ?」みたいな感じなので、正論のように聞こえることがいっぱいあって、やっぱり生存本能的には死ぬのが一番怖いので、ついつい、超保守派の意見ばかり聴いてしまいがち。
でも、超保守派の意見だけを毎回聴いていたら、他のキャラが怒り出すんですよね、
「いつまで自分をないがしろにする気だ!!自由はないのか!!」
「結果は分かっているのにまた同じことを繰り返すなんてほんと呆れた」
「私はこのままだとかわいそうだと想います・・・しくしくしく・・・」
「ど、どうしよう・・オロオロ」
と、脳内が紛争状態になっていって、場の空気が悪くなっていく・・・そういうのを、昔の人は「退気」「滅気」などと表現し、気が悪化した状態を、「病気」と表現しました。
だから、やはり、倒れるのです。
昔の人はすごいですね。
だから、脳内会議をした結果、こっちの方がもっといいんじゃないか、というのがあるのなら、そっちの意見も大事にして取り入れていくことはすごく大事だなあと学びます。
なんでもかんでもNOだと思っていても、今までと違うことだったとしても、やってみたらどうなるかは、やってみないと分からないから。
そういうわけで今年からは、脳内会議の結果、忙しい日の次の日は、のんびりデーにする!という法案を可決し、私は傘を持って、雨音がぽつぽつと傘にあたる音がするなか、朝ごはんを食べにいくのでした。
お読みいただき、ありがとうございました。
千聖