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気分一致効果

こんにちはこんばんは yumenohi です。

あ~青空が続いて気持ちいいですね。
「さいこ~!」

それとも
あ~暑い、「うぜ~わ」。

声は自分の「こころ」が聞いています。
その声の
一番身近にいるのは自分自身です。

どうせなら、ポジティブな声を「こころ」に届けたいものです。
気分と一致していなくとも、、、。

気分一致効果?変わった名前。
どのような効果か? 
少し学んでみます。

気分一致効果
現在の気分や感情状態が、物事の記憶、認識、考え方に影響を与える心理現象です。 簡単に言うと、私たちが特定の感情(幸せ、悲しみ、怒り)を感じているとき、それは私たちの周りの世界の見方や思い出す記憶に色を付ける傾向があります。 したがって、幸せを感じている場合は、過去の出来事をよりポジティブに思い出す可能性があり、悲しい気分を感じている場合は、物事をよりネガティブに思い出す可能性があります。

もう少し簡単に言えば、私たちが今どんな気持ち(うれしい、かなしい、怒っているなど)を感じているかが、私たちの思い出や物事の見方に影響を与えることを言います。
例えば、うれしい気分のときは、過去のこともいい感じで思い出すことが多くなります。でも、かなしい気分のときは、悪いことを強く思い出しがちです。つまり、今の気持ちと同じような感じで、思い出や世界を見るようになるという事です。気分が、私たちの思い出や見方を「合わせる」ように影響を与える。これを知ることで、私たちの気持ちが、世界をどう見て思い出すかに影響を与えることがわかります。


この効果は、私たちの感情がフィルターのように機能し、世界の見方や記憶の仕方を形作ることができることを示しています。

そういえば、自身が機嫌が悪い時は、
可愛い動物の動画を見ていても
「なんて可愛いんだ!けしからん」
「こんなかわいい動画見せられたら、
見すぎるだろ!」
「まったく!!」
などとなりますが。
ゆったりとした時間に同じ動画を見れば
「ええな~、ええな~」
「なんてほほえましい、コーヒーおかわり」
なんて、私は気分屋で単純なのです。
これは、気分一致効果が働いていたんですね、、。


気分一致効果がなぜ起こるのか
なぜ人間は気分屋なのか?それは、
私たちの心と脳が一緒に仕事をしているから起こるそうです。
例えば、うれしい気持ちの時には、うれしいことを思い出しやすくなります。それはなぜかと言うと、うれしい気持ちのスイッチが入ると、脳の中に「うれしいことに関する部屋」みたいな場所が活動し始めるからです。
同じように、かなしい気持ちの時には、かなしいことが頭に浮かびやすくなります。なぜなら、脳の中に「かなしいことに関する部屋」みたいな場所が活発になるからです。
そして、その気持ちに合った部屋が活動していると、その気持ちに合う出来事や思い出がたくさん出てきます。だから、うれしい気持ちの時には、うれしいことを、かなしい気持ちの時には、かなしいことを思い出しやすいとの事です。
これによって、私たちの気持ちと思い出や考えが「合う」ようになる。気分一致効果を知ることで、なぜ私たちの気持ちが思い出や考えに影響を与えるのか、少しだけ理解できるかもしれませんね。

もすこし具体例を挙げて説明します。
例1: うれしい気分と記憶 もしもあなたが今日、お友達と楽しい遊びをした後で、とてもうれしい気分だったとします。これから数日後、同じ遊びを思い出すとき、あなたはその遊びを楽しくて素敵なものとして思い出すことが多いでしょう。なぜなら、うれしい気分と記憶が「合わせる」ように影響を与えるからです。
例2: かなしい気分と記憶 逆に、ある日失敗してかなしい気分になったとします。その後、他の成功した出来事を思い出すときでも、失敗のことが頭によぎることがあります。なぜなら、かなしい気分と記憶が「合わせる」ように影響を与えるからです。
このように、私たちの気分は、過去の出来事をどう思い出すかや、今の出来事をどう見るかに影響を与えるんです。気分一致効果を知ることで、自分の気持ちがどうやって思い出や見方に影響を与えるのかを理解することができます。

マーケットやビジネスにおいても
気分一致効果は利用されることがあるのでしょうか?

ビジネスでは、人々の気持ちや感情に合った方法で商品やサービスを提供することで、人々が喜んでくれるようにしています。これは、気分一致効果を利用しているんです。
例えば、クリスマスの季節になると、お店やテレビの広告が楽しいクリスマスの雰囲気を作り出します。これは、人々の気分を楽しいものにして、クリスマスプレゼントを買ってもらいたいからです。
また、暑い夏には、涼しいアイスクリームや冷たい飲み物の広告がたくさん出てきます。これは、暑さを感じている人たちの気分に合わせて商品を紹介することで、商品を買ってもらいたいと考えているからです
人々が自然に商品に興味を持ってくれるように工夫しているんですね。

  1. 広告とブランド戦略: 広告やブランド戦略では、ターゲット市場の感情に合わせたメッセージや画像を使用することで、消費者との共感や親近感を高める試みが行われます。例えば、幸せな気分を想起させる広告を使って製品やサービスを宣伝することで、消費者のポジティブな感情を引き出す効果が期待されます。

  2. 商品デザイン: 商品のデザインやパッケージングには、特定の感情や気分を引き起こす要素が取り入れられることがあります。例えば、リラックスした気分を演出する色合いやデザインを使って、商品がストレスを和らげる効果をアピールすることがあります。

  3. オンラインマーケティング: オンラインショッピングやウェブサイトでのマーケティングでは、ユーザーの気分に合ったコンテンツを提供することで、興味を引きやすくする試みが行われます。例えば、商品ページで幸せそうな人々の画像を使用することで、ユーザーがその商品を使ったときの幸せな気分を連想させることがあります。

  4. 顧客体験: ビジネスは顧客の感情や気分に配慮して、サービスや製品の提供方法を設計することもあります。顧客がうれしい気分で製品を受け取れるような配慮がされることで、顧客の満足度や忠誠心が高まる可能性があります。

同じ世界を見ても、
気持ちの持ち方で、見える世界ががらりと変わる。

いつも心のバランスを崩さないように
注意したいものですね
だれでもポジティブな世界の住人でいたいですからね!

今日も一日、お疲れさまでした。

ありがとうございました。




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