春の風が吹いたので〜四月の風〜
以前書いた記事↓
この春チャレンジしたいこと↓
行って来ました。ライブ。
まずは旅行代理店に行きました。
これが最初の第一歩。
小学生おひとり様旅の感じで、乗り換えの路線も駅も全部教えて下さい!
とすがるように係のお姉さんに訴えました。
お得プランも教えて下さい!
ありがとうお姉さん。
こと細かに行き順が書かれたものを、帰路もあわせてプリントアウトしてくれました。旅行支援の割引きも使え、なにやら向こうで使えるお買い物クーポンも付きました。アプリに入れて下さいって言われて一瞬不安になりましたが、こちらも問い合わせて、無事チャージできました。わからなければ聞けばいいんだ!
ライブのチケットは、1枚公式リセールに出しました。取引成立。チケットを無駄にせずにすんだ。行けなかった誰かが行けるのだね。
と同時に私の1人参戦が決定したということ。新たな不安と緊張が走る。
新幹線もホテルもライブのも、チケットは全部揃いました。
そのあと、毎日行けるか行けないか、気持ちが定まらない日々が続く。
遠出が苦手なのだ。
ならやめとけよ。
でも行きたい、ライブ。
体力と自信をつけるためにウォーキングも頑張ったじゃないか。8日だか9日で終わったけど。知らんけど。
ココロの方は……。
頓服薬もあるし、日本だぞ、見ればわかるし聞けばわかる。みんな敵じゃないんだ。
そんなこんなでいよいよ前日。
なんか大丈夫じゃね?と思えたので、いそいそと準備を始める。
夫に再確認。
「大阪行って来るよ?」
「おぅ。猫大丈夫かな」
夜遅くまで1人(一匹)になる猫がとにかく心配な夫。
大阪に何しに行くのかも結局聞かれなかった。ライブに行くんですよ、私は。好きなロックバンドの!
微塵も疑いがないのだなぁ。
自由にさせてくれることに感謝です。
いやでも何も聞かな過ぎじゃないかい?
不安な気持ちもなにげにもらしてみたけれど、夫、聞いてない。
がっつり相談したら辞めとけと言うだろうし、でも行きたいんだと言えば行って来いと言うだろう。
いそいそと準備を続ける。
出来る限り、出来うる限り身軽に行こう。リュックひとつでイッツオーライ!
ライブ、最高でした。
大阪城ホールのほぼ最後方。
でもステージがよく見えました。
会場の電気が消え、静かにメンバー登場。なんの語りもなくフロントマンのギターイントロ。泣きそうになる。
始まった。
ドラムの音が心の臓まで響く。
ベースもギターもカッコいい。カッコ良すぎる!
バンドだよ。待っていたバンドの音だよ!
そして声の波動砲が飛んでくる。凄まじく、時にやさしく、でもやはり凄まじく。
ずっと座ったまま、とにかく観ること、聴くことに集中した。体力温存のためと、今この時を、魂の歌声とバンドのグルーヴを、この景色を、ココロとカラダに刻み込ませたかったから。
一度だけこぶしを挙げた。
ふと会場全体を見渡してみた。みっしりと詰まった会場が一体化している。揺れている。
圧倒されっぱなしの3時間。
途中何度もしんどくなって不安になったけど、なんなら倒れてもいいじゃん。せっかく楽しんでるみなさんに迷惑をかけたくはなかったけど、みんな鬼ではないだろう。係の人を呼んでくれるだろう。
アンコールまでもちましたよ私。
これまたラストの一曲の迫力よ!
最後の最後にこんな声出る?
真っ赤なライトに照らされた、ど迫力の歌が終わり終演。
ほんとは泣きたかった。
全ての感情を吐き出したかった。
ちょっとだけ涙が滲んで、ありがとうと呟いた。
会場を出ると昼間の暑さとは打って変わってすごく寒くて。腰に巻きつけていたジージャンを羽織り、流れに任せて駅へと向かったのでした。
たこ焼きもお好み焼きも食べられなかったけど、551の豚まんをクーポン使って買いました。両親と夫へのお土産です。
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