見出し画像

僕は知らない、君の職業も本当の名も

精神疾患を持つ方(女性限定)が匿名で集まってお話をするという会に参加してきました。

その集まりではネームプレートに呼んで欲しいニックネームを書き、その名前でお互いを呼び合い言いたくなければ職業や詳しい病名は伏せてお話ができる会でした。

他の方のネームプレートを見たら「ねこ」、「サカナ」、「ひまわり」などなど、色々なニックネームが書かれていました。一瞬私の源氏名を書こうかとも思ったのですが、お店にいる時は呼ばれると即座に「はい!」と返事ができるものの、こういう場で名前を呼ばれて反応できなかったら困るな、と思い自分の本名から1文字取っただけのニックネームにしました笑

「花子」なら“子”を取って「花」にした感じです。
何の捻りもないですね笑

中には私と同じ病気の方もいて話していて共感できることも多く、更には障害者手帳や障害者年金、就労支援についてのお話まで、まだ何もわかっていない私に詳しく教えて下さりました。

私と同じく初参加らしいパッと見20代半ば〜後半くらいの若い女性が、わざわざお隣の県からこの会に参加しにやってきたみたいで私と席が隣だったこともあり少しだけ仲良くなれた気がして嬉しかったです。

でも、その方は17年間会社員をしていたと言っていたので30歳は超えてると思われるのでとても若く見えていたのはきっとかなりの童顔だからなのでしょうね。

帰りは駅までその女性と2人で歩きました。ニックネームしか知らない。何歳かも、職業も趣味も彼氏がいるのかも知らない。ただ、私と同じく躁鬱病で他にも聞いてる限りだと何かしらの精神疾患を抱えて生きづらさを感じながら生きている仲間。

でも、それだけで十分でした。

週に1回の通院の時、主治医にその集まりに参加してきた話をしたら「いいじゃん!」とすごく褒められました。同じものを持つ者同士での助け合いや情報の共有はとても大事だからね、だそう。

お隣の県からやってきているというあの若い女性や親切に色々教えてくれたり私の話に共感してくれたりした他の参加者の方々。一期一会も素敵だけれど、次の集まりの時にまた会えたらいいな、なんて。




ここまで読んでくださりありがとうございます。また、お会いできたら嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?