発酵カゴの代用品は100均にある!?
発酵カゴとはカンパーニュなどのハード系の発酵に使う籐製の型です。バヌトンともいいます。
丸いものや、長細いもの、布どりがあるものもあります。
発酵カゴを使う理由は、加水の多い生地や柔らかい生地は横に広がってしまうため、発酵カゴに入れることで形を保ち、高さをキープしつつ発酵させることができます。
この発酵カゴ。代用品になるものとしてザルがあります。
実は私は丸い発酵カゴしか持っていません。長細い発酵カゴを買おうか迷ったときに何か代用できるものはないかと思いました。
100均でザルやちょうどいいサイズ感のお皿をみつけました。
それがとても使いやすくい。
というのも私は少量仕込みをすることが多く、その小さい生地の発酵には小さい型が必要でした。
通常サイズの発酵カゴでは少し大きすぎたのです。100均で買ったものがこちらです。
小さめのザル、四角いのや丸いもの、角が緩やかなお皿も買いました。ザルは穴が空いていないボウルとザルがセットになっていました。そして布巾。
このザルを使って発酵させるわけですが、籐製の発酵カゴの特徴として適度な湿度を保つという良さがあります。
しかし、お皿やザルに直接生地を置いてしまっては ただてさえ加水が多い生地は湿度を放出できずベタついてしまいます。
そこで布巾を使います。ハード系でも特にゆるい生地のときは通気性のよいザルを使い、その上に布巾をかけます。ベタつき防止のために手粉をふってもいいのですが、そうすると後で布巾を洗う手間があります。
布巾を洗う手間が嫌というよりは、その小麦粉を含んだ水を日常的に排水溝に流したくないという気持ちのほうが大きいです。私はなるべくなら洗い物を減らし「汚れ」になってしまった生地を流したくないと思っています。
そこで、その布巾の上にキッチンペーパーを重ねることにしました。それがとてもよく、更に余分な水分を吸収してくれるため手粉の量がとても減りました。
それも とてもきれいに剥がれます。
生地で湿っているキッチペーパーは焼いている間にオーブンの熱で乾くため、そのまま捨てることなく 汚れたフライパンを拭き取ったりコンロ周りの掃除に使って役目を終えます。
このように100均にはパン作りに使えるものがありました。お皿を発酵カゴ代わりに焼いたカンパーニュがこちらです。
横幅があるのでポチャっとした形になりますが可愛いなと思います。
発酵カゴを買おうか迷っているかた、代用品を使いた方は一度、カゴやお皿を使ってみて下さいね。
読んでいただきありがとうございました。