2210--月末の投資の話です
10月最後です。資産は毎度似たようなところをウロウロしているだけで大した変化はありません。
為替ドル円が現在147~8円くらいかな。一旦介入があるとドーンと円高になるのですが、それも徐々に戻してくると言う感じを何度か続ける気配なのでしょうか。私は大体が面倒くさがり屋でせわしないのも苦手なのでFXはやりません。しかし世間には大勢取引されている方が居られて、いったいどんなメンタルなのかと不思議に思います。大体為替は夜中も動くので安心して眠れないじゃないですか。
様子を見る限り、なんだか150円も超えてきたら介入があるかもの感じですが、最初の一発はわからないので、これでドスーンときたときに、或いは少なくない人の資産がかなりぶっ飛んだとか、そんなことがやっぱりあるのでしょうか。私には想像もつかない世界です。詳しい人であれば当然ヘッジもしながらやるのでしょうが、完全なヘッジとは動かないということでしょうからそれも無理でしょう。
75円辺りの円高だった時、遠くない日に50円になるとおっしゃっていた紫色したご年配の女性が居られましたが、こんな状態になるととっと見かけません。今何をして居られるのでしょう。相場にくっ付くような予想と言うのはいつの世でもあって、パニックが起きると--こんなもんじゃない、まだまだこれから- -という終末論が出てきますし、現実に今も見かけます。しかしこの部類は不安を煽るのが商売なので、株価はパニックで市場がポシャるとかは言いますが高くなるとかはまず言いません。高い時には既にバブルだからパニックが起きるとやはり言います。いつでもずっとパニックが起きると言い続けているのです。そんなだったら売りだけでやってれば良いのではないでしょうか。私にはとてもその勇気はありません。精々保険にベアを保有している程度です。
短期売買をしない者の完全に素人な感想ですが、市場だけは知っていることの意味が実はあまりないというところに賭けたいです。大体何も知らないでやっています。だからファンドでしか取引はしません。
さて市場に関しては、先週末の米国はかなり騰がりました。だからと言って必ずしも日本も騰がると言いきれませんが期待したいところです。マザーズは750を超えるといつもポシャるので今回はどんなものかと思うのですが、ある程度売ったらそのまま騰がっていくとかも、今回はありそうなので迷うところです。こういう場合は下がったところを僅かでも拾って置けばその分を売れます。なるべくそうできればとやっております。新興市場系のファンドもマイナスが幾つかあったのですが、700割れ付近で拾ったりもしていますので僅かずつは増えています。
トルコは先週末下げましたがあの市場としては僅かで、インドトルコとも結構強くて、全財産をここだけでやっていてもかなり増えた感じです。分からないものだと本当に思います。それ故の分散でありましょう。
市場はまだまだ不安定でしょうが、年末に向けての上昇を期待しています。しかしながら、私には年末年始が良かった印象がないのです。もう十年くらい前でしょうか、本当に悲惨だったことがあります。その時の経験がこびりついているのでしょう。しかしそれでも、この状態でも当時の資産のまだ倍はあります。ファンドの運用者はその感覚で慌てずに行きたいです。
長期運用の仲間の皆さん、明日はもっと笑顔になれることを期待しましょう。