マイクラに出てくるアイテムの実物を調べる 樫の木
マインクラフトにはたくさんのアイテムがあります。それらのアイテムについて調べ、雑学を中心にまとめます。
今回は樫の木について調べます。マイクラでは草原、森林、湿地など様々なバイオームで見られる、ポピュラーな木です。木からとれる原木は木材になりチェストや柵などに加工でき、マイクラ界でも必需品となります。
1.基本情報
樫はブナ科の常緑樹(1年中葉が緑である樹木)の総称です。樫という漢字のとおり、堅いことが特徴の木材です。その堅さから農具の柄や鉄道の枕木などに使われます。ほかにも木刀や太鼓のばちにも使われており、一度は手にしたことがある木材となります。また、どんぐりができる木の仲間でもあります。
2.木刀にもいくつか色がある
観光地の土産屋でよく木刀を目にすると思います。これらの多くは赤樫で作られており、赤みがかった色をしています。剣道の形稽古でもっとも使われる木刀も、赤樫で作られたものです。ただ、これ以外にも白樫で作られた白色の木刀や黒檀で作られた黒色の木刀もあります。一般的に赤、白、黒の順で重くなり、また、高価になります。
3.クリスマスツリーはもともと樫の木だった?
クリスマスにきらびやかに飾られるクリスマスツリーですが、現代ではもみの木が主流です。しかし、その発祥は8世紀のドイツでゲルマン人が信仰していた樫の木であるとされています。樫の木は常緑樹であることから冬でも葉を落とさない、生命の木であるとして信仰されていました。このゲルマン人にキリスト教を布教するとき、樫の木には頂点に神、下に子供と精霊がいると教えました。この樫の木を用いた教えが次第にもみの木に置き換えられていき、信仰対象である木を装飾するようになり、現代のような風習になったとされています。