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私が病識や薬を理解したいと思ったのは

こんにちは。
未だに、憂鬱であーまだ落ちるかもな。
と思っています。

今日更新しようと、この時間に書いているのは
SNSであまりにも、自分の病気(個々の病気)の認識の差が大きいな。と感じたからです。
それは、自分が知りたいか、知りたくないか。
家族などに理解してほしいか、欲しくないか。の差でもあると思うので
良い。悪いなどは、言えないと思っているのですが。
処方されている薬に関して、どう効いていくのか、前までの薬と何が違うのか。
先生(主治医)が処方したのには、どんな計画があるのか。
など、本当に無視して服薬しなかったり、自分で調整する人が多いな。
と感じたからです。

私が見ていたのは、ほとんどが双極性障害の方々だったので、なおさらでした。

私は、辛いけれど、しんどいけれど、自分の病気。また、子どもの病状や原因など調べます。
それは、私が一番理解しているから、大丈夫。という自分への思いだったり、
周りに勘違いされて理解されていたら、嫌。というもの。
薬も同じです。薬は、種類、量によって副作用が出て、病気とは関係ないと感じる症状も出てくるので、
そこは、処方されている薬だけではなく、近い薬。医者が代わりに処方する可能性がある薬まで調べます。
もし、処方されたときにすぐに主治医や、薬剤師さんに相談出来るように。

私がそうなったのは、
昔。20代前半の頃。
ある1冊の本に出合ったのがきっかけでした。
それは、「卒業式まで死にません」南条あや 


その当時は、私の教科書のように何回も何回も読み返していました。
同じ季節になると、その日の日記を読んで同じ時を過ごす感覚に浸ってみたり。
出ている薬は全部調べて、ノートに書き写しもしました。
自分が処方されている薬も書き写して、比較したり、
時には、南条あやさんの病気は一体何だったんだろう?と考えることもありました。
何年も大切にしていた本ですが、私にも手放す時が来ました。
テープを沢山貼って、破れをごまかしたり、補強していた本。
持っていては、私は病気が良くならないのかと思いました。
また、親にも捨てるように強く何度も言われていましたから。

本が手元になくなっても、私は、持っている薬。新しく処方された薬を調べまとめる事。
病気に関して調べる事は続けていました。
また、病気を発症するきっかけとなる、ストレス。家庭環境。
親の子育て。学校の先生のあり方。近い人の性格などを調べたりもしていました。
(当時は、難治性うつ病だと診断されていたので、原因を明らかにして、問題を解決すれば良くなると信じていました。)

前向きに見えるようで実は、危ない一面もあったこの、情報収集。
かなり調子が悪い時は、ふとあのフレーズが頭をよぎるんです。

誰も私の名前を呼ぶことが無くなるのが、願い。

辛くなると、南条あやさんの詩が
ふわっと浮かんできます。
多分、この記事を書こうと思ったのも、
あまり調子が良くないんだと思います。


多分これからも、知識と一緒にあやさんは私の中で頻繁に出てくるんでしょう。
とても、人から愛される能力も高く、文章能力に関しては、飛びぬけた才能を持ち、あや。というキャラクターを最後まで読者に届け続けた。
あの、笑いと感動。そして悲しみは、永遠に色あせることは。
少なくとも私の中では、ないでしょう。


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