新規就農・移住◆私がぶどう農家を始めるまで⑥ミニマルな二重生活と引越し
こんにちは、ウチダユメミ(@yumemi_uchida)です。
今日は移住関連。
移住時期が最終的に決定したのは2019年9月末。
その時にご指導してくださる方といろいろ話し合いをして、
2020年4月に移住する事が決まった。
そこから、
できたら3月31日に引越せたらなぁなんて思って(今、思えば呑気)、
年明けくらいに引越し業者に問い合わせた。
3月25日〜3月末は、空きはなく、
そもそもその辺りはお得意さんのみの受け付けだとのこと。。。
2月頭くらいに引越し業者に来てもらい、見積もり。
なるべく3月下旬よりで空いてる日で見積もりを出してもらったら、
目の飛び出るようなお値段。。
はて、さて、どうしたものか、と。
業者さんを目の前に決断に時間がかけられず、、、
3月の中旬に引越し日を設定。
値切って値切って、
おおよそ「会社員の手取り1ヶ月分の給料」ほどの
引越し代金(高すぎる…)。
しかし、夫の退社日は3月末。
やむなく、2週間ほど
山梨と浦和の二重生活。
(今、思えば、4月の中旬以降でも大丈夫だったっぽい、
ま、それは置いといて)
3月の中旬に家具家電などを山梨へ運んでもらい、
家財道具のないガランとした浦和の家には
電気ケトルと
寝袋と切り刻んで捨てる予定のマットレスと
少しの洋服、
スーツケースで過ごし、
週末に山梨へ行ったり来たり。
2月頭くらいには、
「浦和の家は駅近だし、スーパーもデパートも近いし、ウーバーイーツも届くし、なんとかなるだろう」と思ってた。
しかし、時はコロナの流行初期。
ガセネタも出回って、一気に近所のスーパーでカップ麺や缶詰も品薄に。
それでもなんとかカップ麺や缶詰など手に入れ、
テイクアウトや外食をして、食事はなんとかなった。
洗濯物は週末に山梨に持っていき、
Yシャツやタオルなどドラム式洗濯乾燥機に突っ込んで
日曜日の夜に浦和に持ってくることでなんとかなった。
加えて、駅の近くに古いコインランドリーがあったのでそこも利用。
TVは先に山梨に運んでしまったけど、
ニュースや情報はPCやスマホで見れるし、
タブレットでネットTVを観たり。
エアコンはマンションに付いてたので空調も問題なし。
掃除機もマキタのターボで十分。
寝袋はちょっと腰痛くなるけど、そこまで大変だなと思わなかった。
(引越し&移住でアドレナリンが出てたからか?w
で、気付いちゃったのだけど、
首都圏(浦和ですが)で
駅近で
夫婦2人ならば、
超絶・持たない暮らしが可能なのではないか、と。
洗濯機(できればドラム式洗濯乾燥機)は、あった方が良いけど、
冷蔵庫は無くて困らなかったのは、
目の前にコンビニあるし、
徒歩3分でスーパーや商店街もある。
ウーバーイーツもさくっと届く。
パルコも伊勢丹もある。
だいたいのチェーン店もある。
車はなくても
浦和駅まで徒歩7分。
都内にも横浜にも北関東にも移動は楽。
首都圏なので駅前にカーシェアのステーションもたくさん点在。
あれ??
浦和の時の家だったら、
もっと物を持たず、部屋数も少なくていい生活=ミニマルな生活が
できたんではないかな、と。
図らずも遅巻きながら気付いた。
ほんと、気付いただけだったけど。
ちょっと憧れてた「ミニマルな生活ができるんだ」って
気付けただけも、もう満足なのだ。
だって、今の生活はかけ離れてるし
今はミニマルにする必要がないから。
自分がミニマルな生活が可能だということと、
ミニマルな生活をする方法を知り得ただけで、
満足なのだ。
そんな感じな気付きを得て
3月末日に山梨に引越したのだった。