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Photo by
chona_illust
山梨でプーランク⑤エディット・ピアフを讃えて
こんにちは、ウチダユメミ(@yumemiob_sub)です。
山梨に移り住んで、約3年。
ぶどう農家を営みつつ、
オーボエの演奏やレッスンなどの音楽活動をしております。
2023年4月1日にYCC県民文化ホールで
オーボエを中心とした室内楽で全曲プーランクのコンサートを行います。
オーボエの魅力やワイン県・山梨だからこそ
フランスの作曲家・プーランクの素敵な曲たちを
広く山梨の皆さんに知って頂けたらいいなぁという想いがあります。
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プログラムノートをコンサートの前に公開
「 #山梨でプーランク 」note第四弾
それでは、本編へ!
即興曲第15番 ハ短調 "Hommage à Edith Piaf" Très vite(とても活発に)FP176
原曲はピアノのために描かれた曲。
即興曲全15曲は、1932〜1959年にかけて描かれた。
プーランクは自身のピアノ曲について消極的であった。
理由として「ピアノで作曲する方法を知り過ぎていたから」と。
歌曲伴奏や管弦楽、室内楽のアンサンブルではうまく書けていた一方で、「どういうわけか私から逃れて行くのはピアノ独奏である」と述べている。
即興曲第15番は1959年に、この曲集の最後に位置する。
そしてこの第15番はこの時代の国民的シャンソン歌手エディット・ピアフに捧げられている。
ピアフといえば「愛の参加」「バラ色の人生」などが有名。
劇的な人生を送ったピアフ。
ちなみにプーランクとピアフに接点は無かったそう。
しかし、共通の知人にジャン・コクトーがおり、それぞれ極めて親しかったそう。その3人は同じ1963年に亡くなっている(ピアフとコクトーは同日)
序奏に続いて出てくるテーマは「枯葉(シャンソン)」のメロディをモチーフにしたもの。
パリのキャバレーやバーの雰囲気を醸し出している。
焦燥感と切なさが溢れるメロディを、今回はオーボエで演奏する。
コンサートチケットインフォメーション
4月1日YCC県民文化ホールでのコンサートチケットのお申し込みは
下のリンクからも承っており!
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