30代ワーママ読書レビュー7月|小説、デザイン、アウトプット
先月は全然本を読みませんでした。
テレワークの昼休みを自分時間にしていたのが、上の子の夏休みがスタートして宿題などをフォローをする時間に変わり、自分時間がない!(泣)
夏休みは割り切っていこうとおもいます!
ホテルカクタス (集英社文庫)
個人的なおすすめ度 ★★★★★
こんな時に⇒ 心が疲れてるとき
江國香織さんの小説です。
主人公は「数字の2」と「きゅうり」と「帽子」の3人。はじめはニックネームだと思っていたんですが、この3人は本当に「数字の2」と「きゅうり」と「帽子」なんです!
不思議な主人公たちですが、ファンタジーと言ってしまえるほど現実離れしたものではなく、3人の日常を描いた物語。
まったくタイプの違う3人が、同じアパートに住んでいることがきっかけで絆が芽生えて日々を彩っていきます。温かく、そして時々少し切なく、読んでいてとても心癒されました。
心がザワつく時や、ちょっと疲れたなぁと感じた時にまた読みたいので、手元にとっておくつもりです。
あるあるデザイン
エムディエヌコーポレーション(MdN)
個人的なおすすめ度 ★★★★☆
こんな方に⇒ 非デザイナーだけど制作に携わる人
仕事がらみで使えそうだなぁと思い購入。
デザインの小技(!?)に名前を付けて、1つ1つ例を紹介してくれます。
チラシや冊子の原稿を作ることがありますが、装飾をデザイナーさんに丸投げすると「なんか違う」ってことになりがちなので、ある程度自分でアイディアを持っておきたかったのです。
ハイセンスすぎて「これアリなの?」っていうレイアウトとかデザインもありました。それから、”このチラシでなぜこのデザインを持ってくるか”みたいな意味付けはほとんど省略されていたので、知識のない非デザイナーの私としては、そこにちょっと物足りなさというか、消化不良感がありました。
とはいえ、私とってはアイディア集として手元に置いておきたい良本でした。
学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢 紫苑)
個人的なおすすめ度 ★★★★★
こんな方に⇒ アウトプットをこれから頑張りたい人
言わずとも知れたベストセラーですね。私はオーディブルで耳読しました。
(※振り返りたくなる箇所がたくさんあるので、オーディブルはあまりお勧めしないです。私は別途、書籍をメルカリ(小声)で購入しました。)
アウトプットは今自分の一番ともいえる問題で…とにかく苦手です。
ストレングスファインダー学習欲上位の私にとって、インプットはもはや趣味。大好き!(笑)でも好奇心旺盛で移り気なので、インプットして「あぁ楽しかった!満足。」で終わりがちでした。
本書では、アウトプットすることで得られるたくさんのメリット、シーン別アウトプットのコツなど、”大全”の名にふさわしく細やかに紹介されています。
漠然と「アウトプットは大事」と思っていたのが、アウトプットで具体的にどんな効果・効用があるのかを理解できるのと同時に、
「読書は毎月3冊に抑えてその分レビューを書く」とか
「自己紹介はあらかじめ数パターン用意しておく」とか
「紙は俯瞰にデジタルは詳細を詰めるのに使う」とか、
具体的な行動に落とし込んで実践目標を立てられ、こんな私でもアウトップっとを始められそうだと思わせてくれました。
私はこの本に影響されて、お気に入りの柄のマウスパッドと、紳士なノートを購入しました。マウスパッドは無機質なパソコン時間の気分を本当に上げてくれます♪
ノートへの思考の書き出しは、思った以上に考えがまとまって整う!頭の中で考えているだけでは答えまでたどり着かないような問題も、ノートに書いていくうちに次へのステップや結論が見えてきます。
他にも実践に落とし込みたい項目はたくさんあったので、アウトプットを実践しつつ月1でパラパラと軽く読み直そうと思います。
以上3冊と少ないですが、7月に読んだ本でした。
読むスピードが遅いので、速読を身に着けたいなぁと思っているこの頃です。
どなたかの参考になれば幸いです。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?