オタクが考える。ミュージカル作戦会議 vol.1
第1回ミュージカル作戦会議
今回のテーマは
ミュージカル完成後の"最終地点"であるチケット販売以外で売上を発生させるには?
です!
オタクによるオタクのための
ミュージカル作戦会議とは
https://note.com/yumememusical/n/n4ea3f75add3a
ミュージカルってハイリスクハイリターン
ミュージカルは、費用が莫大にかかって、
利益が出にくい業界ですよね
そして、"完成後の最終形態"で、
チケットを売り、はじめて売上になる仕組み
だって
音程があってなくて下手なデュエットに、
未完成でほつれてる衣装に、
12500円と約3時間を払えないですからね
稽古期間に売上が発生することはなく、
最終地点にきて、初めて、消費者がお金を払う価値ができあがるのです
この体系がミュージカルや舞台に携わる人の
[本番迎えないと無収入問題]にもつながってくるわけですが
現にコロナの影響で死活問題になってる劇団や演劇人も多いと聞きます。
このあたりを詳しく知りたい方は、ユッキーナさんのわかりやすいnoteがあるのでぜひご覧ください! https://note.com/protopia/n/n9fc6341ef049
(この方、0から日本オリジナルミュージカルを上演するために資金面でも色々なチャレンジをされています)
さて、今日の作戦会議はここからが本題です。
では、もしミュージカルにおいて、
完成後の最終地点だけではなく、
"途中経過"にも価値をもたらせることができたら?
今日は、ミュージカルの完成までの間に価値を生むには、どんな方法があるか、
考えていきたいと思います!
ーーー*ーーー*
まず、"途中経過"に価値をみいだした、先人たちの例をあげてみましょう。いわば、途中経過がコンテンツとなっているものです。
・SHOWROOMやイチナナをはじめとする
ライバー
・テラスハウス
・サクラダファミリア
これらは完璧な最終形態ではありませんが、
"途中経過"が価値をもち、コンテンツとして成立しています。
ちょっと一括りにできない感はあるけど、
家電量販店やテレビショッピング、ライブコマースにおける実演販売もあげておきますね。
・実演販売
どういうことか、ひとつずつ
"途中経過"の価値を作りだす要素をみてみましょう!👀
①ライバー
ー自分が応援してあげないと という素人感。成長過程がみられる。
イメージ:AKBの研究生(古い?)
ー『かわいい』『イケメン』『若さ』が圧倒的パワーをもつ
ー現実には無理な憧れの人に相手をしてもらえる反応してもらえる
②テラスハウス
ー台本がない(実際は『台本がない』という台本だが)、何が起こるかわからないリアリティ
ー他人の色恋沙汰という、のぞきたいけど普段のぞけないもの
ー出演者を通して恋愛という非日常・大きな変化を疑似体験できる
③サクラダファミリア
ー完成の期限がわかっているから『今だけ』建設途中がみられるという価値
④実演販売
ー空白の原則により、人間は空白やわからなさに不安を覚えるため(お化け屋敷や暗闇が怖いのもそのせい)
実演をみて情報が与えられる→不安が解消される→購入につながる
このような要素により、
"途中経過"に価値がもたらされ、
コンテンツ、そしてエンターテインメントとして成立しているのです。
考えた人すごいよね
後編ではこれらの要素をもとに、
ミュージカル界に当てはめたら、
どんなことができるのかを考えます!
あなただったら、これらの要素を参考に、
どんなコンテンツを思いつきますか?
ぜひコメント欄で作戦会議に参加してください♩
また、ここで紹介した他にも、"途中経過"や"中途半端"に価値がうまれているものはたくさんあると思います!
もしみつけたらぜひコメントでおしえてください😆
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