Tinder就活はOB訪問のコストもハードルも下げる最強の手段
みなさんこんにちは!女子大生ほっちと新卒ゆめめが身の回りで本当にあった出来事をリアルに伝えるメディア、「ワカモノのトリセツ」です。
今回は「Tinder就活」についてお伝えします。
なんだこのキャッチーなワード。笑
友人にインタビューをしていた時に、私たち自身も驚きの就活方法を知ることができたのでそちらまとめました!
これから就活がはじまる方や、人事の方は参考になるかもしれません!
◼︎Tinder就活って?
Tinder就活とは、マッチングアプリ「Tinder」で出会った人にOBOG訪問をすることです。
最近では、MatcherなどのOB訪問支援サービスという名の社会人と学生のマッチングサービスを利用し、OBOG訪問をするという学生も増えてきています。
ですが、Tinderはあくまで恋愛マッチングサービスです。そんなTinderでなぜOBOG訪問をしたのか、実際に体験した子に話を聞きました。
◼︎Tinder就活を始めたのは相手からの一声がきっかけ
A子のプロフィール
・都内の女子大に通う大学4年生
・IT企業に春から就職予定
・明るくてかわいい
・インターンなどにも積極的に参加
ほっち 今回はインタビューを受けてくれてどうもありがとう!早速だけど、まずTinderはいつから始めたの?
A子 Tinderを始めたのは、大学3年生のはじめくらい。元彼を忘れたくて、友達に勧められて入れたのがきっかけかな。最初は入れるのも抵抗があった。笑
ほっち そうなんだ!そういうきっかけの人多い気がする笑 そこからなんでTinderで就活をしようって思ったの?
A子 登録した時に、プロフィールに「大学3年生」って書いてたの。そしたら、マッチした人から、「もうそろそろ就活じゃん!」って連絡が来て、その時は、「あ、そうじゃん」みたいな感じにしか思ってなくて。でも、やりとりしてくうちに、「(社会人)さんは、どんなお仕事なんですか? 」って私が聞いて、「え、これってもしかしてOB訪問になるんじゃない?」って気づいたの。
ほっち なるほど、、、!そんなひょんなきっかけから始まったんだ!
A子 そうそう。私も「あ、こんな使い方あるんだ」って思った!で、ちょうどその時、OBOG訪問がしたくてもできないっていう状況に陥っていて。
◼︎ プロフィールを工夫すれば、コスパよくOBOG訪問ができる
ほっち どういうこと?
A子 私の大学、女子大だし、結構古い体質なのね。大学の就活支援センターみたいなところに行ってOG訪問のリクエストをしに行ったんだけど、なかなか繋げてもらえなくて。まず、大学でOG訪問の用紙をもらって、気になる企業を書いて、そこに勤めているOGがいたら繋げてもらえるみたいになるんだけど、私は広告系とかIT系に興味があったんだけど、そもそも母数が少なくて。それですごいアナログだから、紹介してもらうのに早くても2週間くらいかかって。さらには、みんな過去に登録したメアドとかが適当すぎて全然届かないの。結局大学からは誰1人繋げてもらえなかった。
ほっち それは辛い、、、。全然支援センターじゃないね。笑
A子 そうなの。それで、一刻も早くOBOG訪問がしたいって思って、Matcherを登録したりしてた時に、TinderでもOB訪問できるんじゃない!?って気づいちゃったの。
ほっち 確かに、変に仲介入るより、Tinderとかで直接出会った方がコスト低そう。
A子 そこから、積極的にTinderでOBOG訪問をしてみようって思った。プロフィールにも「IT系目指してます」って敢えて書いたんだよね。そしたら、そういう人たちから連絡も来るようになったし、自分からもそういう人たちとマッチさせてた!ちなみに女性にも話聞いたりもしたよ。笑
ほっち そうなの!?てっきり男性だけかと思ってた笑
A子 確かに男性の方が色々優しく教えてくれたし、直接会って話をさせてもらえたけど、女性の方にも積極的に聞いてた。ちょっと相手はめんどくさそうだったけど。笑
ほっち そうなんだ、積極性がすごいわ!直接会ってきちんと話を聞くことは結構多かったの?
A子 うーん、結構メッセでやりとりが多かったかな。会ったのは数人くらい。危険な人も結構いて。恋愛のマッチングアプリだから、そもそもこっちが就活目的に使ってるのも変な話なんだけど、「OBOG訪問だけしようとしてんの?」みたいな連絡もあったりした。
ほっち そっか〜。確かに相手にとってはwinwinじゃないかもね笑
A子 相談にのってあげたいって欲求をくすぐる努力はしたね。笑 そのおかげで、めちゃくちゃいろんな人に話は聞けたよ!
ほっち でもさ、実際TinderでOB訪問してるうちに、男性としていいなって思っちゃう時とかないの?笑
A子 それはなかったかも。恋愛目的としてTinderを使ってる時には、あったけど、OB訪問で連絡を取ってた人には思わなかったな。
ほっち 男性としては世知辛いね。笑 Tinderで知り合って実際会うのに怖いなって思わなかったの?
A子 あ〜あんま思わなかったな。怖いもの知らずっていう性格もあると思うけど、そもそもTinderを周りでやってる人が意外と多いってことを知ったりとか、Matcherとかを使ったりしていくうちに、マッチングアプリに抵抗感がなくなってたのかもね。
◼︎ 知らない人の方がOBOG訪問がしやすい
ほっち なるほどね〜。じゃあ実際Tinder就活をしてよかったと思う?
A子 思うね!OBOG訪問へのハードルが下がったんだよね。なんか知り合いの先輩とかって、自分の話をしづらかったり、真面目な質問をしづらかったりしたの。共学の大学のインカレサークルに入ってたけど、その先輩とかはあくまでサークルの付き合いだから、ふざけてる時しか知らなくて。そういう先輩にOB訪問はしづらかった。知ってるからこそ話しづらいみたいな。
ほっち あ〜ちょっとわかるかも。お前めっちゃ真面目じゃんとか言われたり、他の子に情報漏らされたりする恐れもあるしね。
A子 そうそう。知っている人に、自分はこう考えているっていうのを伝えるのはなんだか恥ずかしいけれど、初めて会った人なら逆に言いやすかった。切れてもいい縁だからこそ言えるっていうのかな。
ほっち 確かに、変に仲良すぎる先輩とかよりも、ちょっと離れてる人とかの方がOBOG訪問しやすかったかも。MatcherとTinderの違いってなんだったの?
◼︎ ラフに突っ込んで話が聞けるのはTinderでのOB訪問
A子 Matcherは「OBOG訪問用」っていうのが定義されているから、Matcherに登録してる社会人っていうのは自分の時間割いてでも就活生に会おうとしてくれていて、なんとなく意識が高いイメージがある。THE・OBOG訪問って感じ!でもTinderはそれ専用じゃないからカジュアルにお話がしやすいの。なんか真面目なこととカジュアルなことがミックスして話せるのがよかったのかな。
ほっち なるほど、OBOG訪問に向かうスタンスがまず違うもんね。確かにTinderの方がラフにいろんなこと突っ込んで聞けそう。お給料のこととか、、笑 A子はさ、後輩の就活生とかに「Tinder就活」を勧める?
A子 勧めるね!確かにリスクはあるけどね。女子には勧めたいかな。男子の事情ははよくわからないから。笑
ほっち 私もちょっと早めにTinderでOBOG訪問ができるって知ってたら登録してたかもしれないなぁ。逆に全然違う業界の人から話聞けたりするかもだもんね!
A子 そうなの。最近は、プロフィールをまた変えてて、こんな感じにしてるのね。めっちゃ恥ずいけど。笑
で、こんな感じにしてると、実際に会社を立ち上げた経験のある人と出会えたりすんの。ほら、今もきたけど。本当かどうか知らないけどねww
ほっち すご。プロフィールで出会いたい人を引き寄せるってすごい技。笑
A子 だから、就活終わっても一旦は出会いたい人と出会えるってことで、Tinder続けてる。社会人になったらわからないけどね。 あ、でも社会人に会うとほとんどの人が、「社会人は出会いがないんだよ〜」って言われるから、続けてみるのもアリかもね。笑 そういう意味で、社会勉強にもなってるのかも!
ほっち いやぁ本当すごいわ。まずA子の度胸に乾杯。笑 私も登録してみよっかなぁ。今日は本当にありがとう!!
◼︎まとめ
・Tinder就活は、コストがかからずにOB訪問ができる。
・Tinderはプロフィールを工夫することで出会いたい人と出会える。
・仲の良い先輩よりも、知らない人の方が真面目な話がしやすいので、OB訪問のハードルが低い。
・Tinderはスタンスが、OBOG訪問用ではないので、カジュアルに話が聞ける。
・社会人は意外と出会いがないらしい。(大事)