2023 旅日記 ベトナム編 1
今日は朝早く6:00起き。
ホテルから成田行きのシャトルバスに乗り込んだ。
久々にゼミの仲間たちと合流する。
私は添乗員の役割だから、全員が無事に手荷物を預けたり、保安検査を通れるように確認しなければならない。ハナちゃんが先頭を行き、私は最後尾に回った。
久々の国際線。VN311便。
今日の難関は、カンボジアでお世話になる方から頼まれた11箱のダンボールを、無事に税関から通すことだった。
中身は、ホームステイ先の家に飾ってもらうお花のリース。
一人一つ、手荷物として受け取りまとめてカートに乗せる。
男子が1人素知らぬ顔でそれを押し、税関を通ろうとした。
私は、ヒヤヒヤしながらその子の後に続く。
他のみんなはもう無事に税関を出た。
カートを押して出口に向かうと、案の定引き止められた。
売り物じゃないことを、事前に用意していた翻訳で説得する。
オープンと言われ、カッターで中を開いた。
花飾りを見て、何やら悩んでいるみたい。
悩んでいる間に、税関が混んできた。
ダンボールを再びカートに積み込む。
空港職員は、後に続く旅行者で手間取っているようだった。
私たちは、今だ!!と言わんばかりにどさくさで税関を抜けた。
とりあえず、ミッションコンプリート。
空港を出ると、日本とは違う外の香りがした。
なんだか少し懐かしい気分。
ホテル行きの貸切バスに乗り込む。
ホテルで荷物を預けたら、一度マッサージを受けに出かけた。
タトゥーのゴリゴリに入ったお兄さんが、足をマッサージしてくれる。
痛気持ちいい。全部の足の指をゴキゴキと鳴らされて、思わず笑うと、お兄さんもフッと笑っていた。
その後、再び集合して夕食へ向かう。
夕食は、ホテルから3kmほど離れた通りにある外のお店で食べた。
この通りは、賑やかで明るい。
クラブらしき建物や、飲食店で混みあっていた。
向かいにも小さなクラブがふたつ。
片方には、赤いビキニのお姉さんが魅惑的なダンスを踊っており、男子は釘付けだった。(私も釘付けだった)
男子の1人が、興奮して「ベトナム最高すぎー!!」と叫んだ。
セクシーなお姉さんが見える席でご飯を食べれるのが嬉しいらしい。
ほかのゼミ生たちもクラブの音が大きくて、治安が悪そうな雰囲気に皆驚いていた。
だけれど、私はどうしてもカオサン通りと比べてしまって、そんなに治安が悪く思えない。
確かに、ゴミがたくさんでクラブの音は大きいけれど、失禁している女の人やゴミ箱を抱える人はいないし、カオサンのクラブは倍どころじゃ済まない音量であった。
お姉さんだって、あの腰つきは魅力的だけど、ビキニには番号がついていないし、きっと触れ合うことは出来ないだろう。
男子たちは踊りを眺めているだけで満足できるのだろうか?
だけど、この汚くて人が多い通りは私をとてもワクワクさせてくれる。
気づいたら頬にベトナム国旗のシールが貼られていた。
そして今日1番素敵だった思い出。
それはGRUBというタクシーのアプリで、バイクに乗ってホテルまで送って貰ったこと。
バイクの後ろに乗るのは、やはり最高以外のなにものでもなかった。
ずっと当てられていると、なんだか目と喉に来るベトナムの夜風。
バイクの風を受けるのは気持ちがいい。
時折酸味のある匂いが鼻をかすめる。
すぐ近くを通るほかのバイクや車たち。
薄暗い蛍光灯の屋台や派手なビル、カートいっぱいのゴミ。
なんてトキメキに溢れた3kmだったのだろう。
ホテルに着いてしまうのが惜しいと思う程だった。
ベトナムに着たらバイクには乗りたいと思っていたが、この気持ちよさは久しぶりだった。
明日は朝6:30に起きてホテルの朝食をいただく。
なかなかハードな早起きだけれど、今日から始まる一週間を楽しみ尽くしたい。
それではみなさん、二時間の時差がありますがおやすみなさい。
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