伝わる文章が書けない理由パート3(パート3まであります)

文章を書きたいけど書けません。

相手に伝わらないんです。

こういう人は多いと思います。


伝わる文章が書けない理由について

3つの視点から考えてみました。


《意識すること》

《やること》

《できるようになること》

の3点で今回も書いていこう。


3つ目は

意識することとして

《問いを生まないから》


パート1、パート2では

体験談、文章の型について

話しました。


ところが

これでも書けませんという人は

いると思います。


それは

パート2で話した

「C=Claimを作れないから」

なんです。


自分の体験談で

何を最も伝えたいのかが

出てこないということです。


この最も伝えたいことは

提案なんです。

ある問題(問い)に対する改善提案

なんですね。


ということは

C=Claimを捉えるためには

どうしても、その前に問いがないと

いけません。


前回の例をもう一度使ってみます。

C=私は高齢者を労りたい

これが、改善提案

問題の解決策です。


では

ここでの問題(問い)は何でしょう?

①最近

気持ちの良いことがなくて

ストレスが大きいなあ

②自分には行動する姿勢がないなあ

③弱い人の手助けをしていない

利己的な人間だよなあ

④自分のおじいさんに

優しく接していないなあ

⑤心の動く経験があまりないなあ

といった感じでしょうか?


これら5つの問いに対する解答が

バスで高齢者を助けたことで

解消したわけです。


もちろん

全ての問いを

解消しなくても構いません。

5つのうちの1つだけ

解消すればいいわけです。


なので、やることは

《体験談の中に、

自分の今の問題を見つける》

ことです。


そして

何がどうして解消したのかを

考えてみると

Cが浮かび上がります。


これが見つかれば

《伝わる文章を書くことができる》

ようになります。



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