教え子たちからの愛。
まだまだ夏のような暑さが続いているところもあれば、急に寒くなっているところもありますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は今日も半袖で街中を歩いています。
さて、今日は出張前の休みだったのですが疲れが出たのかついついゴロゴロして一日を過ごしてしまいました。本当は大学の応募書類を作ろうと思っていたのですが、結局気づいたらこんな時間になってしまったので、今日は諦めてしまいました。
実は昨日、私の教え子たちが久々に集まって飲み会をしていると連絡をしてくれました。その間に一人の学生からもらった言葉が、胸に刺さって号泣してしまったのです。そのまま引用すると「先生を慕う人はいっぱいいます!」「何があろうと我々の先生であることは変わりないので!!」と送ってきてくれたのです。この文章を書いている今この瞬間にも涙があふれてきます。人生でこんなに嬉しい言葉はないというぐらい嬉しくて涙が止まりませんでした。
彼とはたった一年間しか一緒に時間を過ごすことができませんでした。本当は今年彼と一緒に面白いことをどんどんやろうと目論んでいたのですが、それを叶えることができなかったので、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。だから、正直恨まれているか嫌われているだろうなと半ば話すことをあきらめていました。その彼からこんな熱いメッセージをもらえると予想していなかったので、正直かなりのサプライズでふいをつかれて涙腺が一気に崩壊してしまったのです。
そして、もう一人私に寄り添ってくれる教え子がいます。彼女は本当に心優しくていつも私のことを気遣ってくれました。私が苦しかったときに「もっと気付けばよかったね」と声をかけてくれて、これも一瞬で涙腺崩壊しました。こんな素敵な教え子を私はもっと大切にしないと思うと、心を強くすることができるようになったのです。
さらにまったく連絡が取れなかった学生からも人伝えながら、お詫びのメッセージをもらいました。こちらもてっきり嫌われていると思っていたのですが、そうではないと聞いてまた涙腺崩壊でした。
昨日からずっと涙腺崩壊してるから、きっと疲れて今日は応募書類に手をつけられなかったのだと思います。それにしても私の教え子たちは本当に素晴らしい人たちだと改めて心から思いました。その教え子たちから大学教員の復帰を応援しているとのメッセージをもらって俄然やる気が出てきました。もう人のために生きるのは疲れたらから、これからは自分のためにだけに生きようと心に決めたのですが、昨日から教え子たちから言葉や行動で、やっぱりこの素晴らしいひとたちのために命を燃やしたいという意欲が少しずつ湧いてきました。たとえ何年かかったとしても必ず目標を達成して笑顔で再会できるその日まで、あきらめず挑戦しようと思います。
これから大学教員になるひとは、つねに学生に愛を届けるひとになってほしいと思います。そして、自分と自分が大切にしたい人を笑顔にできるひとに一日も早く私もなりたいと願います。