
青い空。
太平洋側と日本海側で大きく天気が違いますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私はどちらに行くことになってもその環境に適用できるようにイメージトレーニングをしています。
この何ヶ月間ずっと空を見上げることが多くなりました。今までそんなに空を見ることがなかったのですが、誰かと話す機会が激減したので、その分周りの景色を見ることが多くなってしまったのだと思います。振り返るとこれまで人生の転機には、自然と風景に目がいくことが多かったと気づきました。これまでの人生の転機は好機だったことが多かったので、見ている景色も輝いて美しく見えることが多かったですが、今見る景色はどこか物寂しい感覚になることがよくあります。おそらく空はただ青くそこに存在しているだけなのですが、私の心持ちの有り様で美しい景色が輝いて喜びを与えてくれたり、逆にそのまぶしさが心に刺さって辛くなったりしたりしてしまうから不思議ですね。
そんな不思議な感覚を感じていると、昨日宝くじに2回当たったことがある人と会いました。(高額当選者には銀行から電話がかかってくるそうです。みなさんご存知でしたか?)その人は何度も人生の転機を迎えてきたらしいのですが、その時にいつも奇跡的に復活してきたそうなので、その力にあやかりたいと思って思わず拝んでしまいました。その甲斐あってか今日とある連絡をいただきました。まだ、詳細を記載することはできませんが、もしかすると来年以降大きく人生を変えるきっかけになるかもしれないと思っています。今日もとある大学からお祈り手紙をもらって連敗記録更新中ですが、前回の開き直りの記事を書いて以降、何となくこの現象も愉快に感じられるようになってきています。よくよく考えてみれば大学教員なることが人生全てではないとは思いますが、それでもあえてそこにこだわって自分の人生全てを賭けている人間が、この世の中に一人ぐらいいてもいいんじゃないかと自分勝手な考えを勝手に貫いて自分らしい風景を表現しようとしています。
年末の忙しい最中に人生のアップダウンをたった一人で楽しんでいます。もちろんこのnoteを読んでくださっているみなさんをはじめ、私と縁がある多くのひとに話をしたいことが山ほどあります。しかし今はまだその時期ではないのと、この苦しみと喜びを独り占めしてじっくり味合う時間が、今の自分には必要だという感覚が強いのでもう少しだけ沈黙を保つことにしています。でも本当に私にとっていい風が吹いてくれるようになったら、その時は必ずみなさん報告することを約束しますね。心地よい風が吹いて、青い空を喜びの涙とともに見上げるその日が来ることを、今日も思い描いて眠りにつこうと思います。
これから大学教員になるひとには、冬の澄んだ青い空のように、澄み切った心の持ち主になってほしいと思います。そして、自分と自分が大切にしたいひとと一緒に青い空を見上げて笑える日が来ることを願ってやみません。