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【読書記録】読み出したら止まらない。『硝子のハンマー』貴志祐介
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角川文庫
あらすじ
ミステリー界を仰天させた完璧無比の密室トリック、ついに文庫化!
日曜日の昼下がり、株式上場を間近に控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。
エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラス。
オフィスは厳重なセキュリティを誇っていた。
監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の向こう側で仮眠をとっていた専務が逮捕されて……。
弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。日本推理作家協会賞受賞作。
感想
面白かったです〜最高でした。。。
600ページもありますが、厚さを感じさせない面白さ。一気に読み終えました。
貴志先生の作品は昔から好きで、『新世界より』『青い炎』『クリムゾンの迷宮』『悪の教典』など読んできましたが、この作品も読みながら、どことなく貴志先生の空気感?感じてしまい、ゾクッとしました。
猿が出てきたところとか。。。
読みながら家のセキュリティが不安になり、窓のカギを閉めて読みました。
誰かが入ってくるようで怖かったです(笑)
メイントリックの部分は専門用語?が多くて、私の頭では想像するのが難しかったです。図解が欲しいなぁ…映像で観たいなぁと思いました。
でも巻末のインタビューで、「図を入れると一目瞭然なんですが、本屋でパラパラっとページをめくられてしまうとトリックが丸見えになってしまう(笑)」と貴志先生が仰っていて、なるほどと思いました。
いまいちメイントリックが理解できませんでしたが、それでも十分楽しめます。
ぜひぜひ読んでみてください☆彡
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^-^*)