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【読書記録】人ほど恐ろしい生き物はいない。『残酷依存症』櫛木理宇

『残酷依存症』櫛木理宇
幻冬舎文庫

あらすじ

サークル仲間の三人が何者かに監禁される。犯人は彼らの友情を試すかのような指令を次々と下す。互いの家族構成を話せ、爪を剝がせ、目を潰せ。要求は次第にエスカレートし、リーダー格の航平、金持ちでイケメンの匠、お調子者の渉太の関係性に変化が起きる。さらに葬ったはずの罪が暴かれていき......。殺るか殺られるかのデスゲームが今始まる。

Amazonより

感想

殺されて当然の奴らだけど・・・

前作『殺人依存症』に続き、こちらも面白かったです。テンポよく読めました。途中、描写がグロすぎて、読み進めるのを躊躇しそうになりました。

被害者は殺されて当然、と思えるクズ中のクズ人間たち。
してきたことを考えると、死んで当然と思えてしまいます。

でも、殺したのはあの女。。。感謝すべきなのか、なんとも言えない気持ちになりました。前作の彼女の罪は償えてないし。

人はどこまで鬼になれるのか。
人間って怖いですね。

依存症シリーズは順番に読むことをお勧め

順番に読まないと、登場人物で「?」となると思います。
あの女が絡んでいるのか、いないのか・・・最後までわからず楽しめました。3作品目の『監禁依存症』も楽しみです。
依存症シリーズは順番に読むことをお勧めします!

この本の表紙を見て、旦那が心配してました(笑)
人にはお勧めしにくい一冊です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました(*^-^*)

作品紹介


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