独身女薬剤師
現役薬剤師が誰も教えてくれないお薬の真実・情報を更新!
合コンを通じて感じる社会、恋愛。短編エッセイです。
先日、「あのこは貴族」という作品を見た。 東京に暮らした経験がある人はどこか共感できる作品ではないだろうか? 実際、主人公の華子のような家柄の子と出会い驚いたこともある。 青木のような身分の高い男性で、自然と見下された経験もある。 その際、気分が悪かったが、青木のような家柄に生まれ、 生まれながらの習性と考えると、腑に落ちる。 この作品の良い所は 「誰にも誰かが悪い意味で憧れていない」という事だ。 この作品は、誰かが誰かに悪い意味で憧れたり、妬んだりしてしまったら、悪
昨今、色んな場面、場所で、 「多様性」という言葉を耳にする。 多様性は様々な価値観、 「考え」を受け入れていく、 誰も色物眼鏡で見られない、見てはいけない 生きやすい社会への始まりだと思う。 しかし、この多様性が溢れ出すと、 生きにくいことも 生じてくるのではないか? と思う。 30代半ばにして独身、子なしの私は 都市部に住んでおり、 「結婚は?子どもは?結婚した方が良いよ」 なんて言われる機会はない。 もちろん両親や、 田舎に帰れば周囲から多少は言われるが、 職場や
「政治と金」問題が世間を定期的に 騒がせている。 「政治家は不透明だ!信用できない!!」 と、いう人が多い。 今日はそんな政治家の「家族」の話を 少しだけ聞いて欲しいと思う。 もちろん、 総理大臣や、歴代名だたる政治家一族の 家族ではなく、 「普通の政治家」の家族の話だ。 これはノンフィクションである。 なぜなら、私自身が、政治家の娘だからである。 産まれたときから、 父は政治家だった。 それが普通だった。 ただ、父はよく落選をする政治家だった。 なので、実際に父
2024年4月よりコロナ治療薬が公費から外されたことにより、 処方数は減ったものの、 街のクリニックで処方されるケースはあります。 高齢者だけではなく、若者にも処方される医師もいます。 しかし、このコロナ治療薬について本当に理解できていますか? 「医師が処方しているんだから絶対に大丈夫!」 と思い込むのではなく、 きちんとした知識をつけることも大切です。 ここでは、薬剤師が感じているコロナ治療薬の闇について 書いていこうと思います。 今回は若者にも処方され
2024年、合コンというものはもはや死語になりつつある。 マッチングアプリの発展で合コンは効率の悪い文化となってしまった。 最近の若い人は「合コンってなに?」と その存在を知らない者もチラホラ。 マッチングアプリの方が、 年齢、職業、顔を事前に確認することができ 効率が良い。 しかしこれまで紹介してきた様々な合コンの経験はなくなる。 合コンを通じて培われたコミュニケーション能力、 世の中のヒエラルキーについて 合コンを通じて学んできたが、 今はマッチングアプリを通じて
今思っている事、感じていることを書いていこうと思う。 私は薬剤師11年目である。 ほぼ新卒から同じ職場で働いているがゆえ、 職場は居心地がよく、休みも残業も、とてもホワイトで (たとえるなら残業時間0、毎年海外旅行は余裕でいける、休みは全て本人希望) 一生ここにいても良い。と思う。 仕事内容としては新しいことがないがゆえに 物足りなさはあるかもしれないが、 正直、仕事はストレスを感じず、プライベートが充実できる 道具としてしか 今は考えていないため、それで良い
私は昔から美容室が苦手である。 でも容姿の維持のために定期的にいかなくてはならない。 だから、行っている。 なぜ苦手なのか? 当たり障りのない会話を 1時間以上繰り返すことが、 つらいからだ。 合コンは相手のことを知るため、 お酒もはいるため、 たのしめるが、 美容室は苦手だ。 何故か? まとめてみた。 当たり障りのない会話が続くめんどくささ 当たり障りのない会話が続くことがめんどくさい。 向こうも話したいわけではないとは思うが、 天気は?出身地は?寒いで
私は、若い頃から、イベント、合コンなどに 人より多く参加してきた。 おそらく、合コンは盛って100回、 イベントは 数十回だろう。 いつも 《数を打てばいつかは当たる》 と思って、とりあえず出会いまくっていた。 30代半ばになった今思うことがある。 「数を打っても当たらない」 という事だ。 これはどういうことなのか? その数ある出会いで 自分のことを好きになってくれる人も 好きになった人も もちろんあった。 しかし大抵の場合は 好きになった人には振り向いてもらえな
30代半ばにもなってくると 周りでは出産報告、子育ての話が増える。 タイトルのなげかけの答えは、 多様性が認められる、昨今の世の中では もちろん答えは 「ノー」だ。 産みたい人は産めばよい、 産みたくない人は産まなくても良い。 ※もちろん、子どもを望んだからと言って簡単に授かれるわけでもない。 自分の人生はあくまでも 自分だけのものであり、 自分で決めるものである。 なにが幸せで不幸なのかは 自分自身できめる。 しかし、「同調圧力」という ものが存在する。 特に日
電通といえば 大手広告代理店であり、 就職することが難しい大企業の一つである。 想定平均年収は1000万はもちろん、 2000万以上の人もいる。 大都会、東京汐留で 憧れの東京ライフを送れることが確約される 大企業の一つだ。 そんな電通で働く男を、 「電通マン」と呼ぶ。 この電通マン、 コリドー街(銀座のナンパスポット)や 友人のツテを使えば 合コンで出会えることがある。 彼らもまた、 高頻度で合コンを開催している。 20代のとある日、 そんな電通マンとの合コンが
人はだれしも、変化を嫌がる。 私の仕事は薬剤師だが、薬剤師ももちろん変化を嫌がる。 IT化した方が効率が良いのに、原始的な作業に慣れてしまうと それを継続する文化がある。 高齢であればあるほどその特徴は顕著にでることが多い。 確かに、「変化」が嫌われる理由もわかる。 新しい何かに慣れなければいけない、勉強しないといけないからだ。 しかし、長い目で、全体で考えると 変化を促進させた方が良い事も ある。 変化を促進する者は嫌われ、罵倒にあうことだってあるが いつだって時代は
合コンといえば高頻度で 出会う職業の一つがSEではないだろうか? SE=システムエンジニアだが、 SEは圧倒的に男が多い。 つまりは、出会いが少ない。 そのこともあり、合コンでは高頻度で出会う。 合コンのセッティングは MRの女友達がしてくれた。 彼女の大学時代の友達の友達といった ほどよく遠いSE達だ。 合コンの人数は5対5、 SEは職場で出会いが少ないため、 人数もそろいやすい。 合コンはおしゃれすぎるわけでもない、 シンプルな居酒屋で行われた。 女の子は大学や高校
テレビの人気が落ちていく中、 「テレビマン」という言葉はもう死語なのだろうか? テレビ局の正社員=テレビマンは、 平均年収をかるく1000万はこえる、 エリート集団だ。キー局ともなれば尚更だ。 キー局の新入社員は年間30人程度、30人の枠に数千人?の学生が応募してくるのだから、何かがないと入社できないのは明白だ。 そんな彼らがモテないわけがない。 テレビ局に就職した友達のツテで、 キー局のテレビマンと合コンすることとなった。 誰もが知っているテレビ局だ。 場所は恵比
MRとは製薬企業に勤めるいわば「お薬の営業マン」だ 薬を処方してもらうため、主に病院、クリニックの医師に営業をする。 薬局にもくるため、もちろん薬剤師にも営業にくる。 普通の営業と違う点は「価格交渉」を行わないこと。 MRの仕事紹介はさておき、 MRとの合コンがとある夜行われた。 場所は銀座のカジュアルなおしゃれ居酒屋。 相手は同じ会社ではなく、同じエリアで元々働いていた 他社のMR同士だった。 さすが営業マン。話も弾み、楽しい2時間だった。 やはり、同業種。薬の話が
女性に人気の職業の一つに 「弁護士」も 入るのではないのだろうか? 友人の主催で弁護士と合コンをすることになった。 医師、商社マンなどは出会ったことがあるが「弁護士」は初めてだ。 友人にも弁護士になった友人はいないため、 「弁護士」のキャラクターが全く分からない。 合コンは、銀座の洒落た和食屋さんで行われた。 3対3と人数はやや少なめの合コンだ。 合コンが始まり、弁護士は色々と気を使ってくれ 話しも拡げてくれた。 勝手な先入観で高飛車なイメージがあったが、 実際会
合コンで最も人気の職業といっても過言ではない 「医者」 私も当時は医者と結婚したい欲があり、 口をひらけば 「医者紹介して」 「医者との合コンあったら呼んで」 と、かなり積極的に活動をしていた。 そんな努力あって 友人の紹介、主催で 医者と合コンをすることとなった。(わーい) 夏のとある夜、 とあるお店で 医者との合コンは開催される予定だった。 ところが 開始1時間前、連絡が入った 「ごめん!ちょっと急患で時間に間に合いそうにない・・。 行けるか分からない・・・。