5月30日
5:30 起床
久しぶりに、ぐっすりとまではいかないが、落ち着いて寝れた。翌日が土曜だと言う安心感は、全然違う。平日は常に気を張っているので、夢の中でも人に追われていたり、翌日の予定を考えている。
布団に入ってから、3日後の計画まで立ててイメトレをしてしまう自分の癖に、常に疲れさせられるのだ。ゼミで習った言葉を使うとすれば、私は極度の「未来志向」だと思う。明日の予定は勿論、30年後くらいまでのことは、ざっくりと考えて生きている。ここまで考えるようになったのは、やはりここ1年のことだ。パートナーとの交際が2年目に入り、文字通り真剣に、結婚や子供を持つタイミング、お互いの夢を実現する時期、どこに住むのがベストか、それを実現するための経済力やゆとりを持つには、どんな会社に就職を目指すべきか‥‥
3年前までは、一生独身で社畜になる可能性が高い、と本気で考えていたので、この2年間は人生の転機と言えると思う。
ヨガをして、コーヒーをたてる。
8:00 朝食
山盛りオーバーナイトオーツ(ナッツとレーズン入り)
今朝は、本当はセントロのメルカドに行ってみるつもりだったが、予定を変えてメルセーに行くことにした。セントロの感染リスクが怖いのもあるが、YちゃんとYさんが昨日、麻薬中毒者と見られる男に付き纏われたという話を聞いたからだ。生活困窮者は確実に増えているので、セントロの物乞いが増加しているのは明らかだ。彼らの大半は無害だし、パートナーと常に一緒なので、よっぽどのことは無いだろう。とはいえ、自分の直感に従い、予定を変えることをお願いした。
(ちなみに、クラス4人の中で、まだメキシコの洗礼をまだ受けていないのは、私だけだ。YちゃんとJさんは不審な付き纏いに遭遇、Rさんは所持品全てを強盗に奪われている。どちらも真昼間だった。そろそろ私の番が来そうで怖いので、気を付けなくては。)
9:30
メルセー市場に到着。今日のお目当ては、メルカドの側にあるペサカデリーヤ(魚屋さん)。オアハカ市は内陸だが、車で5時間以上走れば海に出るので、そこで取れた魚が入荷するようだ。
1人ずつしか入れなかったので、パートナーに偵察してもらう。タコ、エビ、魚(サメ、タイ、エイ、ピラニア、マグロなど)がある。今日は、サメの切り身を買ってみることにした。
切り身2切で50ペソ。魚丸ごとも売っている。タイ丸ごと1匹で、いくらするんだろう?煮付けにしたいが、捌く自信がないなぁ。でも、切り身だと薄っぺらくて勿体ないし。タイのアラとか売ってないのかなぁ?
日本に帰ったら、魚を買って、煮付けを作るまでの一連を、週に1度でも練習しよう。
母が冷凍していた魚を煮たり、横で指示をしてもらってやったことはあるが、どんな魚のどの部位を買って、下処理をどうするのか、などは、正直よく分かっていない。
自分でネット検索をして予習してから実戦をした方が、記憶に定着するので、魚が手に入りやすい日本で経験を積まないと、なかなか難しい。
メルカドは、1か月半?前に来た時より活気があり、メルカドらしくなっていた。ディズニープリンセスのピニャータが可愛いらしい。野菜、チーズ、サルチーチャを買う。
11:00 帰宅
パートナーの日本語の宿題のお手伝いをする。「案外」に 「非常識で無礼なこと」という意味があることを初めて知った。「意外」という使い方しか、これまで見聞きしたことが無かっただ。読書量の少なさが露呈してしまうなぁ。
宿題である映画の感想文を書く。スペイン語で考えを纏めて、250ワード書くのは結構時間がかかる。英語のレポートもスラスラ書けないし(2500ワードくらいまでしか、そもそも書いた経験が無いが)
海外大学に進学している人には、もちろん頭が上がらないが、普段英語で勉強している国教生も凄いなあと思う。私は、文化構想学部に入って良かったと心から思っているが、もしもう一度、同じ大学で学部生をやれるとしたら、国際教養学部に行くだろう。
13:30
パートナーが昼食の準備をしてくれている。
今日は、pasta verde と cazón frito
和名は、イコクエイラクブカという小型のサメらしい。日本のスーパーでサメを売っているのは、私は見たことが無いが、どうやらサメは、加工食品に多く使われているようだ。確かに、味にクセがなくあっさりしている。
パスタソースは、ほうれん草と玉ねぎが沢山入っている。
買ってきたチーズとサルチーチャも食べる。
17:00
スーツケースを詰めたり、DELEの和訳をすると、あっという間に夕方になってきた。
明日が新しい家の入居日だが、ここは月曜の夜まで使えるので、明日荷物を出来るだけ移動させ、月曜の昼食を取るまでは、今の家に滞在する。(明日の夜、パートナーの授業があるので、慣れた環境の方が良いからだ。)
22:00 就寝
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