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現実と空想の物語。 ― 私の生い立ち ― ご先祖様の話から、両親の話。 お喋り苦手な私…
卒業した私は実家に戻った。 2年間遊んだ私は、そこで「生きていけない自分」を自覚した…
年が変わる頃、父が言った。 「保険の仕事をしないか?」 何度も書いてきたように、私は…
ある日の会社帰り。電車で帰るために駅に向かって歩いていた。 突然、後ろから「すみませ…
会社へは電車で行く事もある。 その日は電車に乗っていた。 「あれ?カイヌシ??」 …
家族にもバレた。 母は「死にたかったんでしょ!!一緒に死んでやる」と、私に向かって叫…
私は仕事をやめた。 辞職理由は『病気』だった。 病院には一切行っていない。書類上の理由が『病気』なことに笑った。 会社に行っていた頃、たくさん折った紙飛行機は部屋を埋め尽くした。 紙飛行機を集めた。 会社から持って来た個人情報満載の書類も集めた。 畑で落ち葉や木を集めて、火をつける。 そこに紙を入れていった。一つ一つ、ちゃんと燃え尽くすように場所を移動させる。 田舎なので、たき火はあちこちでやっている。 日が暮れて、暗くなったので、火を消して、家に入っ