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幼稚園・保育園の先生必見!!園児 ダンスの悩み解決!! その3
いつも同じところができない
元気なA君がいます。
ダンスは大好きなようです。
でもどうしても、一箇所だけ、同じところができないのです。
覚えてないのか、間違ってしまうのか・・・とにかくいつも同じところができないのです。
先生も気になって仕方がなかったり、イライラしたり、なんで〜〜と思ってしまいがちです。
でもちょっと落ち着いて考えてみてください。
一箇所だけどうしてもできない・・・ということは・・・「他はもうできているのです!!」
そこだけですから、もうほとんどできているのです!
できないところが明確なだけ、そこをクリアしたら完璧なんです!
まずは先生の焦りや心の重さをちょっと考え方のシフトで、心を軽くしましょう。
できないところが分かっているのですから、あとは練習方法だけです。
PETIPAがダンススタジオを主催していて小さいこどもたちを大勢教えていましたので、この悩みを楽しく解決できる練習方法を確立しています。「汽車ぽっぽ練習法」です!
名前からして可愛くて楽しそうですね。
そう!練習は苦痛になるといけません。
もちろんたった一回でできるものでもありませんので、継続が大切です。
その継続をするためにも「楽しく!」が大切です。
指導法を説明していましょう!
「汽車ぽっぽ練習法」で解決しましょう。
(振付パターンを「A~B~C」という風にして説明します。)
例えば2小節刻みの振付で、A→B→C・・・と振付のパターンが並んでいたとします。
A君はどうしても「B」の振付が毎回毎回できません。
その時の練習法はどうしていますか?
「B」の部分を何度も何度も練習していませんか?
そして「B」の部分がちゃんとできてきた、完璧!ということで、では最初から踊りましょう!・・・・じゃないでしょうか?
そうすると、さっきできていたはずなのに、またつっかかってできない・・・そんなことないですか?
ダンススタジオをしていた時でも何度もありましたよ!
そんな時は・・・
その1
「B」の部分の振付をゆっくりおさらい、何度か練習します。
その2
必ず、「A」の部分からつなぎで「C」のところまで、A→B→Cを何度か練習します。
その3
守って欲しいのは、必ずできない箇所の前後8小節は繋げて練習するということです。
そうやってできない箇所だけではなく、その前後も一緒に何度も練習してから、初めから踊ることをお勧めします。
そうするとA君は「A」の箇所になると、先ほど練習した感覚を思い出し、スムーズに踊っていけるはずです。
もちろん強制的にあまり何度も何度もすることはA君の負担になるのでよくありません。
ゲーム感覚で、「A→B・・・クリア!!できたね!」「じゃあ今度はA→B→C・・・クリア〜!!」
「すごい!できたね!!」という調子で、楽しみながら、ゲームをクリアしていく感覚でやってみてください。
振付のつなぎ目・・・汽車で言うと「連結部分」をちゃんと練習することによって次の振付がスムーズに出てくる訳です。
名付けて「汽車ぽっぽ練習法」!!
楽しくダンスの練習をしてください。
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