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パーチメントクラフトとの出会い

20年以上前になりますが、専業主婦として三人の子育ても一段落して子供達も其々の世界を持ち、夫も働き盛りで仕事に情熱を傾けてる中

ふと、自分の存在意義とその後の生き方に思い悩む時間がありました。今思えば一種の更年期障害だったのかなぁ。。。

夕方になると夕飯の支度をしながら気づくと涙が頬を濡らす……なんて全く自分らしくない精神状態の日々を過ごす中、ママ友に誘われてモザイクタイルの市民講座に参加しました

          (その時の作品がこちら↓)

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このテーブルは引越しの際に処分してもう手元に無く、当時のガラケーの粗いこの画像しか残ってないのですが、私の創作活動の原点とも言える思い出深い作品です

自分にもこんなことが出来るんだ❣️と言う驚きとハンドメイドの楽しさに目覚めた瞬間

その後パーチメントクラフトの市民講座に参加して、先生に講師資格の取得を勧められました

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パーチメントクラフトは全ての作品が半透明の厚手のトレーシングペーパーから作られています。
 
図案のラインをインクで写したトレーシングペーパーに様々な加工をしていきます。
専用のエンボスペンでエンボス加工をするとペーパーが伸びて盛り上がりペーパーの色も半透明から白に変化していきます。
 
又、針刺しして専用のハサミでカットしてエンボスと組み合わせる事で繊細で美しいレース模様が作れます。

エンボスとレース模様がパーチメントクラフトの最大の特徴です。

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グレーに見える部分が加工してないペーパーの元々の色で、白い部分がエンボスペンで擦る様に伸ばした部分です。エンボスする際の力加減で白さを変化させる事も出来、グラデーションをつける事も可能です。

黒く見える部分はカットしてありますが、切り口はギザギザに仕上がります。そのギザギザが等間隔で美しく仕上げるのが中々難しい😆

 
とても根気の要る時間のかかる作業の繰り返しですが、完成した時の喜びは堪らないですねぇ😊
細かな作業で年齢からの目の衰えで潔く引退してしまいましが………






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