音楽配信サービスの年間ランキングを比較をしたら、客層の違いが分かった
はいどーも、ユーマです。
ちょっと、夏休みを満喫しましたので、記事投稿できてませんでした。
満喫した夏休みの内容はTwitterで投稿したりしていますので、是非見て見てください。
話を戻しますが、
何となく、お盆の時期は音楽番組の特番が組まれますね〜。
そんな音楽番組を眺めていると、いきなり2017年の音楽売り上げについて知りたくなったんだよね、
それで、何となく調べて見たらもうちょっと知りたくなってきて、調べて見たら、これなんか面白いぞって思ってシェアすることにしました。
2017年のCDシングルランキングをご存知だろうか?
まず何かを述べる前にランキングを見ていただこう。
1位 願い事の持ち腐れ(AKB)
2位 #好きなんだ (AKB)
3位 11月のアンクレット(AKB)
4位 シュートサイン(AKB)
5位 逃げ水(乃木坂)
6位 インフルエンサー(乃木坂)
7位 いつかできるから今日できる(乃木坂)
8位 不協和音(欅坂)
9位 風に吹かれても(欅坂)
10位 Doors 〜勇気の軌跡〜(嵐)
と言うような感じなんだが、
出てきた歌手は
AKB48・乃木坂46・欅坂46・嵐の4組のみ
そしてランキングをもう少し見て見ると、
AKB系とジャニーズ系が多数をしめ、少しK-POPが入ってくる。
まず最初にこの統計を見て見たんだけど、
全然知ってる曲がない(笑)
あまりの不自然さにCD売り上げだからか!と思ってオンライン音楽配信サービスではどうなのか?と思って調べて見ることに、
iTunesの2017年ダウンロードランキング
1位 恋(星野源)
2位 HANABI(ミスチル)
3位 ハッピーエンド(バックナンバー)
4位 前前前世(ラッド)
5位 渡月橋~君 想ふ~(倉木麻衣)
6位 やってみよう(WANIMA)
7位 打上花火(DAOKOx米津玄師)
8位 Destiny(シェネル)
9位 おとなの掟(Doughnuts Hole)
10位 I need your love(Beverly)
とこんな感じのランキングになっていますね。
面白いのはダウンロードランキング上位の曲の中には2016年以前の曲が多く含まれている点と、
上位全ての曲が何かの主題歌として採用されている点でもある。
Spotify2017年再生ランキング
1位 Shape of you(エドシーラン)
2位 Stay (ゼッド)
3位 打上花火(DAOKOx米津玄師)
4位 Something Just Like This(チェインスモーカーズ))
5位 Despacito (ジャスティンビーバー)
Spotifyは2016年9月から日本でのサービスをスタートさせたわけですが、2017年時点では、まだそんなに日本人歌手が登録していないことと、
Spotifyユーザーの需要は海外アーティストの曲を聞きたい人が多かったのかな、
海外で去年流行った曲が結構ランクインしましたね
AWA2017年音楽認識ランキング
1位 打上花火(DAOKOx米津玄師)
2位 Stay (ゼッド)
3位 Shape of you(エドシーラン)
4位 Good Life(G-Eazy)
5位 I'm the One(ジャスティンビーバー)
そろそろランキングが重なり出してきました。
かなりSpotifyと似てますね〜
ユーザー層が同じところなんでしょうか?
レコチョク年間ダウンロード数ランキング
1位 恋(星野源)
2位 HANABI(ミスチル)
3位 ハッピーエンド(バックナンバー)
4位 前前前世(ラッド)
5位 渡月橋~君 想ふ~(倉木麻衣)
まさかのiTunesのランキングと全く同じ結果になってしまいました。
ではサブスク型の音楽配信サービスじゃないけど、みんながよく音楽を聴いているサイトといえば、ユーチューブ。
と言うことで、
YouTube2017年再生ランキング
1位 打上花火(DAOKOx米津玄師)
2位 やってみよう(WANIMA)
3位 ピースサイン(米津玄師)
4位 TT(TWICE)
5位 不協和音(欅坂)
となりまして、他の音楽配信サービスのランキングとは全然違う雰囲気になりましたね。
と、ここまでいろんなサービスの2017年度ランキングを見てきたわけですが、これらのデータから分かる情報
<iTunesとレコチョク>
ユーザーの思考がかなり似ている。
レコチョクの輸入盤がiTunesと考えてもいいのでは?
レコチョクは2001年にソニー・エイベックス・ピクターの3社合同出資の元設立。これまで17年間日本の音楽業界に携わってきたなかで、もっとも栄えたのは「着うた」ダウンロードサービスの時でしょう。着うたサービスの全盛期は約10年前で、当時20~30代の人に爆発的なヒットを生み出しました。
もしかしたら、今のレコチョクは当時のユーザー層を囲い続けているために、このようなランキングになったのでは?
iTunesはそんなレコチョクのデータを活用して日本でのビジネスを展開しているのかな?
若い世代の課金率とレコチョク世代の課金で考えると、ビジネス的に稼ぐためにはレコチョクの抱えるユーザー層の奪還がもっとも売り上げを伸ばすことができるのかな?と予想
特徴;流行ったアニメ・ドラマ・映画の主題化だけが聞きたい。
日本の流行りをしっかり追いかけたいTHE 日本人タイプ
<SpotifyとAWA>
ユーザー思考に共通する部分がある
AWAはサイバーエージェントとエイベックスの共同出資で運営しています。3年前からのサービススタートと言うことで、レコチョクと比べるとまだ若いですね。やっぱり、運営側の年齢が若いと、サービス内で力を入れる音楽ジャンルは海外志向が強くなるのかもしれませんね〜。
Spotifyはまだ日本進出してから歴が浅いので、Spotifyに登録しているユーザーは最初から海外の歌が聞きたくて登録してたりしますよね。
特徴;日本の音楽と言うよりは、海外の流行りを取り入れたい。
AWAの方がより日本人ぽくて、日本で流行った主題歌をしっかり抑えたいタイプが多い。
<CD>
もはや、乙状態
誰も手を出すことができない。
しかし、オリコン調べの年間アーティストトータルセールスランキングでは
1位 嵐(約100億)
2位 安室奈美恵(約95億)
3位 SMAP(約88億)
4位 乃木坂46(約80億)
5位 AKB48(約72億)
トータルセールスランキングとはCD・DVD・Bluerayのトータル売り上げのランキングです。
やっぱり、CD・DVDの売り上げはかなり大きくて、音楽配信サービスで儲けるより儲けれてしまうんですよね。
ジャニーさんと秋元さんは今後も何とかしてCDを売って行くのでしょう笑
テレビ等でもCDランキングなど出す意味はもはやないのでは?笑
ちなみに、米グラミー賞は評価方法を変えました。
<YouTube>
これ、面白くて、アニメとしてあまり売れてない「打ち上げ花火下から見るか?横からみるか?」の主題歌として打上花火。
YouTubeではアニメ映像としてPVが流れていて、約2億回再生されました。
このMVがこれがけ見られていると言う点なんだけど、
このMVの絵は全て「SHAFT」ってゆうアニメ製作会社が作ってるんだけど、
この製作会社が作ってるアニメってもしかしたら世の中に潜在的ニーズがあるんじゃないのか?と思わせてくれそうな結果になりましたね。
ちなみに、SHAFTがこれまでに製作した代表作は
「まどマギ」
願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。 (Wikipedia)
「化物語」
『化物語』は21世紀初頭の日本の田舎町を舞台に高校生の阿良々木暦が「怪異(かいい)」に関わった少女達と出会い、その怪異にまつわる事件を解決していく物語。 (Wikipedia)
「Fate/EXTRA」
西暦2032年。月面に人類のあらゆる叡智を超える物体が発見された。「ムーンセル・オートマトン」と呼ばれるその物体は、あらゆる事象をコントロールすることが可能な力を持つことが後に判明する。意思ある者が持てば世界さえも掌握できる万能の願望機「聖杯」に等しいこの物体を手に入れるため、世界各地の組織・勢力が「ムーンセル・オートマトン」の作り出す霊子虚構世界「SE.RA.PH」にアクセスし、「ムーンセル・オートマトン」が自身に相応しい担い手を選別するために行う「聖杯戦争」へと参戦するのだ。(Wikipedia)
とかがあります。
そして、ピースサイン。
ピースサインは僕のヒーローアカデミアの主題歌です。
これは今年映画化もされるほど人気アニメです。
何より、ピースサインとの相性が抜群でした。
社会的にアニメ需要はかなり高くなってるのかもしれませんね〜
あとはTWICEと欅坂46
この2組のランクインは音楽だけでないビジュアル的要素も絡んでくる動画の強みをしっかり活かせていたように思います。
つまり、YouTubeで求められているMVにはビジュアル的要素がかなり含まれており、
中でも、アニメとカワイイの2パターンの需要がかなり高いようですね〜
逆に映画やドラマの主題歌はあまりランクインしておらず、アニメの主題歌とは別の結果が出ました。
今後音楽業界ではピースサインのように普通ならドラマの主題歌にするJ-popをアニメの主題歌に起用することが増えて行くかもしれませんね〜。
そうなったらテレビ業界はほんと終わりですね〜。
言ってもまだまだテレビ業界は羽振りいいですが、
まとめ
今回は、何となく感じた疑問を調べてたら記事になりそうだな〜と思って書いてみました。
音楽業界へ就職したい人もいっぱいいると思いますが、どれが将来性あるかは自分で見極めてくださいね〜。
ちなみに、僕はお盆明けにこの中の某企業に直撃してきます。
楽しみにしててください。