リーダーとバンマスとサイドギター
バンドのリーダーやバンドマスターという役割がなんなのかよくわからないけど。
リーダーとして、スタジオを仕切ったり、ライブを企画したり、ライブハウスとやりとりしたり、CD出したり、ツアーやったり、セットリスト考えたり、フライヤー作ったり配ったり、気づけば、196本もライブをした。
そして、もちろん、そこそこ曲を書いたりした。
自分でも気になるのが、
そこそこの数しか曲を作れなかったということ。
ボツ曲を含めても、湧いて出るように曲が作れなかった。
現在パパひつじ(おとうさんの会)の会長をやっていることもあるし、
バンドのリーダーとしては向いていたのかもしれないが、
メインの作詞作曲家としては不向きであったということ。
昨年、娘の幼稚園の関係で、ピアノとバヨリンとグロッケンとフルートとベースとカホンのバンドにサポートギターで参加した際、ピアノの方がアレンジした「きよしこの夜」に好きにギターを重ねた。
先日、同じく幼稚園の関係で「ハクナワカィタサイェス」という曲をピアノとカホンとギターで演奏する話をもらい、前奏とソロと裏ギターと簡単なキックとスネアのデモを作って、ふたりに聞いてもらった。
そしてスタジオでふたりにこうして欲しいと伝えたいところをふせて、
とりあえず1回合わせたら、もうなんにも言うことがなかった。
シンプルな曲ながら、入れてほしいところに音があって、
入れてほしくないところには音がなかった。
5回だけ合わせて終わり。
(きちきちロックなわたしは正直10回くらい合わせたい笑)
このふたつの話を統合すると、
そうか、自分はこっち側の人間だったんだな。
ということが、よくわかった。
もちろん、何年も前からわかっていたけど、
よくわかった。