『いろんな子どもがいる』ということ
ある日、丘の上で、
親子が横にならんで、
よく晴れた青空を、ながめていたとしてーーー
「こんなに青くて、広い空・・・
すごいね~!」
と、お母さんが言ったとして、
中学生になったばかりの息子が、
「ほんとだ、すごーーーい!」
と、目を輝かせて言ったとして、
同じ景色を見ているとは限らない。
お母さんが、自然の美しさに
うっとりしている、その隣で・・・
中学生は視界のなかに、
網膜がとらえた糸くずのようなにごりを見て、
『ミジンコみた~~~い!』
と叫んでいるかもしれません。
( ;∀;)
⦅ ↑ 実際に見かけた場面です ⦆
いろんな見え方があって、
いろんな聞こえ方がある。
見ない子も、聞かない子も、
見えない子も、聞こえない子も、
もっと見えてしまう子も、
もっと聞こえてしまう子もいる。
いろんな子がいる。
たくさんの子ども達と出会って、
人間は、
同じ場所で、同じ方向を向いていても、
見ている景色も、
聞いている音も、違うんだな…と知りました。
小学生のころ、中学生のころ、
見たことや、体験したことを、
大人に話しても信じてもらえなくて、
悲しくなったことがありました。
⦅そんな簡単に否定しなくても、⦆
⦅ーーーねぇ。⦆
と、今は思うけど、
子どもの頃は、ひたすら悲しかったです。
ひとりぼっちだと思うと、
途端につらくなることがあるけれど、
世界は広いから、ーーー
意外にひとりじゃない。
あ、仲間がいた!とわかって、
安心した日もあった。
いろんな子がいて、いろんな人がいる。
過去の出会いを、未来につなげよう☆
そんなことを・・・
ぼんやりと、考えていました。
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いろんな子ども達 ーーーーーーー
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