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最高に盛り上がるおすすめトーク・ボードゲーム「インサイダー」
これは激しく面白かった。
8人でプレイしたのだが熱気と笑いが止まらなかった。
どんなゲーム?
水平思考クイズみたいなゲーム。
手順
まずマスターが何かひとつの言葉を思い浮かべる。
そしてその他のメンバーは、制限時間内にその答えを当てなければいけない。
メンバーはマスターに自由に質問が出来るので、それを頼りに答えを推測する。
だがこの質問はイエスかノーで答えられるものでなければいけない。たとえば「それは動物ですか?」という質問は良いが「それはなんという動物ですか?」とは聞けない。
そして最終的に「それは猫ですか?」というような質問をして、答えを当てたらゲーム終了だ。
インサイダー
だがしかしゲームはここで終わりではない。
実は回答者グループの中にインサイダーが紛れ込んでおり、インサイダーは最初から答えを知っていたのだ。
ここで話し合いながら全員が投票をして、インサイダーを当てられたらメンバーとマスターの勝ち。当てられなければインサイダーの勝ちである。
メンバー
このゲームではメンバーは全力で答えを当てに行く。
だがあまりに勘が良すぎるとインサイダーだと疑われてしまうかもしれないし、誰がインサイダーなのかを炙り出すチャンスもないので、そこはインサイダーを泳がせる高度なテクニックも必要かもしれない。
インサイダー
インサイダーは最初から答えを知っている。
だがいきなり答えを当ててしまっては一瞬でインサイダーだとバレてしまうので、それが分からないように他の回答者を誘導して行く必要がある。
なお時間制限がオーバーした場合はマスターもメンバーもインサイダーも全員が敗北するため、インサイダーも正答を目指さなければいけない。
マスター
マスターは正解に辿り着きやすい簡単なお題を出せば良いかというと、そうでもない。
なぜならあまりに簡単な、インサイダーの助けを借りなくても辿り着けそうな答えを用意してしまうと、誰がインサイダーか炙り出せなくなってしまう。
マスターもメンバーと同じグループなので、メンバーに勝ってもらわなければ困るのだ。
カスタムルール
ちなみにこのルールは公式のインサイダーのものではないかもしれない。
公式カードのルールでは
答えの種類はカードに書かれているものの中から選ぶ
答えを当てた最後の回答者がインサイダーだったかどうかを、まずはメンバー間の話し合いなしにイエス・ノーで投票する
というルールのようだ。
だが僕が最初にプレイしたのがおそらくカスタムされたルールのものだったので、それが誠に面白かった。
Q. イエス・ノーで答えられない質問をされたらマスターはどうしたら良い?
「どちらでもない」と答えても良い。
Q. 役割の決め方は?
まずは全員にカードを配る。
全員が自分のカードを確認する。マスターだけがここでカードをオープンして、自分がマスターだと宣言する。
マスターは答えを決めて、決めたら全員に決まったことを伝える。答えは紙かボードにでも書いておく。
次に全員が目を閉じ、マスターは目を閉じながら自分の回答を掲げる。そのタイミングでインサイダーは目を開いて回答を確認する。インサイダーが複数人いる場合は、お互いに誰がインサイダー同士かを目で確認し合う。
この手順で、全員がゲームに参加することが可能だ。
Q. 制限時間は?
何分でも良いと思うが5分程度だと楽しいんじゃないだろうか。もちろん参加人数によっても調整して良い。
Q. 答えの当て方は?
メンバーは質問をするか、答えを当てる回答を言うのだが、この二つはほとんど区別されない。
たとえば「それは猫ですか?」と聞いた時に答えが猫であれば正解だし、答えがイリオモテヤマネコであればマスターは「イエス」とだけ答えてそのままゲームは続くことになる。
マスターが答えが正解であることを伝えたら正解だ。
Q. 回答の順番は?
順番なしのフリースタイルで誰がいつ何を質問しても良い。
もしくはゲームに慣れるために順番式にしても良い。よく喋る人ばかりにトークが偏ってしまわないようにも、順番式は有用だ。
制限時間の前半は順番式に、後半はフリー形式にしても良い。