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タイムパフォーマンス読書術 ( 速読と精読のどちらが良いのか )
・速読はタイムパフォーマンスが良い
速読はタイムパフォーマンスに優れている。
全ての場合においてそうであるわけではないが、おおむねはそうだと思う。
ただこれは僕の実感で、人によっては別の感じ方があるかもしれない。
・トレードオフ
速読をするとトレードオフとして理解度は落ちる傾向にある。
なので「1冊の本単位での理解度」は下がりがちだ。
なので速度をしていると「精読の方が優れているのではないか? 」「速読術は有害なのではないか?」という疑念を抱いてしまう。
しかし速読では、同じ本を数倍以上の速度で読むことが出来るのだ。
つまり1冊あたりの理解度は落ちるが、時間あたりの理解のパフォーマンスは高くなる。
・読書法の意識的な選択
理解度を落としても速度を優先したいと思のであればそうすれば良いし、逆もまた然り。
速読と精読はそれぞれに一長一短があり、どちらかが完全に勝っているわけではないと思う。
「理解度が落ちるから速読は間違っている」と思うのではなくて、「トレードオフとして、理解度よりも速度優先の読み方をしている」のだと思ば良い。
この世界の限られた時間の中で、たとえ理解度は多少落としてでも、たくさんの読みたいものがある時に、速読は非常に役立つ。
・精読は優れているか?
僕は速読推しなのでここでは速読の効用を述べたが、精読が良いと思う場面ではそうすれば良いし「読むスピードは落ちる」というトレードオフを選択すれば良い。
もし「精読するからこそ理解度が落ちている」と感じたならば、適切な速めのスピードで読めば良い。
・読書スピードのコントロール
こう考えると読書のスピードは、意識的にコントロールすれば良いのであって、全ての場合においてより速ければよいわけでも、より遅ければ良いものでもないことが分かる。
・ハイブリッド型読書
速読をしながら理解度を高めたいのであれば、速読で同じ本を再読したり、重要な箇所で精読を織り交ぜても良い。