今の広島に石原は必要か?

2000年代の暗黒期を支え、今や大ベテラン捕手となった石原慶幸ですが、今季は1軍帯同こそ続けているものの、ジョンソンの専属捕手となっています。

そのジョンソンとのコンビももう4年目を迎え、正直マンネリ感が否めません。

私の記憶が正しければ、2016年に石原の後頭部にバレンティンのフォロースルーのバットが直撃して、そこで2試合ほど會沢と組んだくらいしか他の捕手と組んでないのではないでしょうか。

その2登板以外は、右打者のインロー、左打者のアウトローにストレート・カットボールをひたすら集めるとかいう、まるで芸の無い配球を繰り返しているだけですから、4年も見てれば流石に飽きてきます。

それにいまだに対応できていないセリーグ各球団はいかがなものかとは思いますが(笑)

そろそろジョンソンの別の顔も見てみたいので、たまに會沢・磯村とコンビを組むところも見てみたいところではあります。

また石原の下の捕手陣は、會沢・磯村・坂倉・中村奨成と現有戦力、プロスペクトともに充実の陣容となっています。

このような飽和気味な捕手陣の中で、専属捕手化している石原に1軍の一枠を使うのは、勿体ないような気がしてなりません。

特に坂倉は2軍でOPS.900越えの数字を記録しており、高卒2年目にして2軍でやることがなくなりかけていますから、早いところ1軍の舞台に慣れさせたいところですが、現状だと枠がありません。

正直早く坂倉に枠を渡して隠居してほしいというのが正直なところではあります。

石原の経験やブロッキング・フレーミングといった守備力は確かですが、フリーパスの盗塁阻止力(ここは正直ドングリですが)や絶望的な打撃力は見ててなかなかしんどいものがあります。

まあ他にディフェンシブな捕手がいないのも問題ではありますがね。

中村奨成には阪神・梅野のようなディフェンシブかつそこそこ打てる捕手になってくれることを期待していますが、出てくるのはまだまだ先でしょうから、そうなると石原に出番が回ってくるのも致し方なしと言えましょう。

石原をまだ1軍で使う気なら、野村の登板時に組ませてほしいですね。

野村の一番の武器である投球術を最も引き出せるのは間違いなく石原ですし、その辺の引き出し方を會沢以下の若い連中に伝授してほしいものです。

結局石原は今のチームに必要かと言うと、正直いなくても勝てるとは思いますが、ディフェンス面でまだまだ後進に残してほしいものはあるので、1軍に置いておくのはどうかとは思うが、2軍で坂倉や中村奨成に対してコーチ的稼業を行うのは賛成といったところです。

ただ現実的に考えて、2軍に落とすことは考えづらいですので、石原のジョンソン専属捕手解任し、會沢・磯村で組ませる投手をシャッフルするなりはした方が良いかと思いますね。

そのシャッフルも岡田のような特に配球を気にしなくても良い脳筋ピッチの投手には會沢を組ませ、投球術が持ち味の野村には石原を組ませるような配慮は必要でしょうが。

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