カーブの効果的な使い方を探る~2022年広島投手陣を例に~
新たに高橋建コーチを招聘し、投手力改善を図った広島の2022年シーズン。
チーム防御率はリーグ4位、守備の影響を除き投手の責任範囲をより明確にした指標tRAにおいてもリーグ4位と、強力な投手陣を作り上げられたとは言えない結果に終わってしまいました。
そんな中、個人的に試合を見ていて気になったのが、カーブで思うようにカウントを取れなかったり、不用意な痛打を浴びてしまうシーンです。
その代表例が森下暢仁で、ストライク率は昨年の58.3%から49.6%へと10%近くの低下が見られ