3年12億で良いワケがない
今季FA権を取得し、オフの動向が注目される丸佳浩。
上記記事によると、広島は最大で3年12億の大型契約を提示とあります。
まあゲンダイの記事なので鵜呑みにするのもどうかとは思いますが(笑)
しかしこれが本当だとすると、丸の持つ価値からすれば安すぎます。
今季は1か月近く離脱していながら、既に自己最多の30本塁打を放っており、それプラス.330オーバーの打率で四球も例年以上のペースで奪っており、OPSは1.100を超えるなどまさに異次元の活躍を見せています。
守備走塁も水準以上のものを持っていますから、現状ではNPBでもナンバーワンの選手と言っても過言ではないでしょう。
そのような選手に最大で3年12億という額が正確な市場価値を反映しているとは到底思えません。
4年20億くらいは間違いなく必要なはずです。
本当に3年12億を提示してFA宣言されて移籍されても何も文句は言えないでしょう。
自分の持つ価値の通り正当に評価されてないわけですからね。
そもそも広島がそんなお金出せんのかという話もあると思いますが、私はそれくらいは全然出せると思っています。
黒田に単年とはいえ6億出した実績はありますし、球場移転後の来客数の増加やグッズの売り上げの好調さもあって資金はそれなりに潤沢にあるはずです。
それなのに選手にカネを落とさないようでは選手側から愛想をつかされても仕方ないでしょう。
1990年代末から2000年代までは本当にカネはなかったでしょうし、年俸を出し渋るのはまあ納得ですが、まるで状況の違う今出し渋るのはちょっと違うはずです。
あとこのような状況下で貧民ぶるのはいい加減止めた方がいいと思いますね。
まあ清貧さをウリにして、そこに魅力を感じている人達も一定層いるでしょうし簡単には行かないとは思いますが。
新セリーグの王者となるには、田舎の貧民であるとのメンタリティーを捨てないといけません。
王者は泰然自若としていないといけませんし、マネーゲームにもある程度は手を出すし、外部からの補強も惜しまない姿勢が必要です。
これらは今までの広島に足りていない部分です。
今後はこのようなことを行わないと、勝ち続けるのは難しいでしょう。
今こそ貧民から王者へと昇華しないといけないのです。