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野球全般分析

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#丸佳浩

出塁率が高すぎるのも考えもの?

出塁率が高すぎるのも考えもの?

昨年、丸佳浩が実に130もの四球を選び、出塁率は2000年代では2015年に柳田悠岐が記録した.469に迫る.468を記録し、その驚異的な四球奪取力と出塁率の高さが注目されることとなりました。

それに加えて、それまでは中距離打者という位置付けであった丸が、大きく本塁打数を伸ばし、最終的には自己記録を16本も上回る39本もの本塁打数を記録するなど、驚異的な活躍を見せたのは記憶に新しいでしょう。

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アラサーからの中距離打者→長距離打者への変貌

アラサーからの中距離打者→長距離打者への変貌

2018年シーズンに入る前に、丸佳浩やN・ソトがセリーグ本塁打王争いに食い込んでくると予想した人は皆無といってよいでしょう。

丸は2014年以降20本塁打前後を記録しており、2017年の23本塁打がキャリアハイで、ソトに関しては2011年のAA時代に30本塁打を記録していますが、近年はどちらかと言うと中距離打者に近い成績を収めていました。

そんな彼らがパワーツールを開花させ、丸は1ヶ月近い離脱

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巨人の補強から見える戦力面以外の効果

巨人の補強から見える戦力面以外の効果

今季もリーグ優勝を逃し、読売巨人軍としては歴代最長タイとなる4年連続V逸に加え、広島にリーグ3連覇を許すなど、らしくない姿がここ数年は続いてしまっています。

そんな巨人ですが、来季こそは優勝と意気込んでか、今オフはかなり積極的に補強に動いています。

表①は今オフに獲得を発表した主な選手をリスト化したものです。

広島からFA宣言をして移籍を発表した2年連続MVPの丸佳浩を筆頭に、ネームバリュー

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